ミスター・ゴッド・ハンド その死を悼む

02804620_1.png



その医者でなければできない手術というのがありますね。
ついこの間、柔道整復師の先生とそんな話をしたばかりだ。

レントゲン写真を見て、ため息をつく先生。
「あの先生はどこか違うんですよ」と、同業者の声…etc.
30年耐えている人工関節の膝の話に
上手な先生なのですねえ、とびっくりする人もいる。

ミスター・ゴッド・ハンドは、関節注射でも、繊細な手つきで、決して痛くなかったのは何故だろう…

「私、失敗しないので」の大門未知子も、駆け出しの頃は、患者の命を救えないことも少なからずあったはずだ。
ゴッド・ハンドは、世界中で手術をすることになる。
手技と判断は機械ではできないから。

数か月診察を中止していた主治医が亡くなったことを今日知らされた。
30年以上診て頂いた主治医の死がまだ信じられない。
アメリカでもアラブでもない、天国でまた手術をすることになるのではなかろうか…

外科医の寿命の短さと、人の命の儚さに、改めて感慨をもよおしながら
俺に任せとけ、とばかり、脂の乗り切った頃の先生の、自信に溢れた姿が目の前にちらつくのだった。

笑いの健康法や介護についての一般向け著作がある。
執筆は嫌いな仕事ではないとおっしゃっていた。
でも最後に「本当はゴルフについて書きたいな~」
彼岸では、手術よりゴルフを楽しんでおられるかもしれない。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


※ 脳内リセット!笑って泣いて健康術  吉野槇一 著  平凡社新書(’07.7)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント