宮前図書館のワークショップに参加しました

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9月7日、土曜日の昼下がり、宮前市民館の大会議室で開かれたワークショップに参加しました。
まず図書館のあり方に興味があったのはもちろんですが、これから川崎市民として生きてゆく上で、まず地域に住む人たちの意見に触れたいと考えたからです。

予め宮前市民館・図書館に関するアンケート調査があり、その際、今回のワークショップへの参加を希望していました。
宮前区役所、市民館、図書館などの機能が、令和7年を目途に鷺沼駅前に移設されることを聞いてはいましたが、新住民はその経緯について詳しく知る由もありません。
今回の催しは、市民館・図書館の移転・新設を前提に、市民の意見をくみ上げようという意図で開催されたものと推察しました。

小学生の参加もあり、希望者も含め無作為抽出で選ばれた市民は各年代にわたり、活発な意見交換が行われました。
参加者は5つにグループ分けされ、主催者側のファシリテーターが手際よく進行、意見を集約してゆきました。
私のグループには、小学校の先生だった方、司書を目指す?大学生、空き家を改造して読み聞かせなどの活動を行っている若い母親、…etc.いずれも人後に落ちない本好きとお見受けしました。
図書館は静かに集中して読書できる場所であればよい、オンラインで目的の本をほぼ確実に手にすることができるネット環境に満足している、旧態依然たる図書館利用者からすれば、若者の柔軟な発想による来るべき図書館像、長年読書教育に携わってきた方の経験に裏打ちされたアイデアの数々に目が覚めるような思いがしました。

最後に各グループの発表が行われました。
認知症の人や障害者などが利用しやすい図書館を、という要望も複数見られ、健康でエネルギーに満ちた若い世代が、ハンディキャッパーへ配慮する「余裕」にも心打たれました。
小学生からは、ハンモックに寝て本が読めたら本当に満足できる読書になるのに、と正直で無邪気な発言があり、うんうん、おとなもそうだよ、と頷きたくなる一幕もありました。
筆者からは、読書会(ブッククラブ)ができるようなコーナーが欲しい、と提案させてもらいました。
私語禁止でない図書館を希望する意見はとても多く、読書という孤独な営みから地域の交流にまで発展させたいという思いが強いことを知りました。
大学生からは「ラーニング・コモンズ」という考え方を教えられました。

市民が自主的に運営活動する様子が、うるさくない程度に「気配」として伝わってくる図書館は素敵です。
活気ある川崎市民の発言に、本離れがいわれる今日の出版事情にもかかわらず、まだ捨てたものではない、と意を強くする一日になりました。
ともに、本の森に分け入っていきたい…


※ 冒頭の写真は、グループごとの成果発表の際に、ボードに張り出された要望やアイデアの数々

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