風を待ちながら・・・

アクセスカウンタ

zoom RSS 八ヶ岳倶楽部で手づくりの腕時計を買ったことなど

<<   作成日時 : 2017/07/19 17:02   >>

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

画像




ホリデー快速ビューやまなし号を三鷹駅で降りると、一気に猛暑が襲ってきた。
高原の涼風を冷房車に引き継いですっかり夢見心地でいたのに突然現実に引き戻されてしまった。

思い出だけを清里高原に残して、写真を見なおしたところ、まずい撮影でも、少しは高原の冷涼な空気をお届けできるのではないかと思い、アップさせて頂く次第。
木立の間を渡ってくる風のひんやりとした心地よさ、鳥の歌声のピュアな波動…
ここは八ヶ岳倶楽部
去年と同じ時季、同じ木製のテラスで
一本一本手植えされたというシラカバやモミジの森のフィトンチッドを浴びながら、鳥の声と訪問者のさんざめきだけをBGMにお昼を食べるのも同じだ。
並みのタレントショップとは異なり、今も人気を集めているのは、柳生博一家が本気で、八ヶ岳の山林に向き合ったからだと思う。
野生の自然に手を入れ、汗を流して構想をついに現実のものとし、心地よい自然空間をつくりだしている。

柳生真吾さんは2年前に若くして亡くなったのがとても残念だ。
真吾さんに会うのを楽しみにしていたのに…、という声も聴かれた。
八ヶ岳倶楽部のギャラリーでは様々なクラフト作家たちが作品を展示即売しているが、なかでも柳生真吾が三条市に特注したという剪定バサミが目を引いた。
女性用にいくぶん小さめのハサミもある。
これひとつでだいたい用が足りるほどよく切れるそうだ。
園芸家でない私は道具をオブジェのように眺めて嘆息する。
だれかプレゼントしたら喜びそうな人はないかしら…

実はこの日は前日に続いて2度目の訪問だった。
今度は母を連れて。
そして前夜に搬入したばかりという手造り時計に出遭い、すっかり魅せられてしまったのだ。
作家の増田精一郎さんは時計作りのライセンスも持つ時計職人でもある。
聞けば店もほど近い。
東京に帰ってからも修理を頼むことができる。
素材である皮や金属の扱いにも精通しておられ、革細工のハンドバックの美しさには思わずため息がもれた。

カツラの樹のそこはかとない香に満ちる森の入口で、ひとつひとつ物語を秘めた腕時計が静かに時を刻んでいた。
着実な秒針の動きは、切なく残酷だ。




画像

器やアクセサリー、風鈴などガラス作家たちの企画展が開かれていた「ステージ」


画像

「ステージ」からさらに奥へと枕木の木道が続いている。


画像




画像




画像

レストランにて
桃の果汁が旬です。
一番の人気メニューは奥様が考案したという「フルーツティー」
何種類もの果物がぎっしり詰まったガラスのティーポット
時間とともに様々なフルーツの風味が溶けてゆく・・・
画像

中庭
珍しい山野草や苗木も売られている。

画像




画像

「ステージ」前のテラス
雨後のしっとりとした空気感、風鈴の音が涼しさを増幅する。

画像

ほとんどの樹木が一本一本手植えされたという雑木林


画像

ガラスの企画展が行われている「ステージ」


画像

ギャラリー
布、陶芸、ガラス、革、木工、金工などの様々なクラフトマンが作品を展示即売。
ご本人から話を伺うのが楽しい。
去年の夏は蓋の取っ手が小鳥になっている蚊遣りを買ったっけ…
今年はさらにたくさんのバージョンが出そろっていた。
画像
                                  ’17.7.13
レストランの入口


画像

今年がラストランになるピクニックバスの車窓より清里駅前の風景

画像

森の中の「ステージ」
戸をあけ放ち、風が吹き抜ける晴れ舞台。
屋根は柳生真吾さんが考案したという「草屋根」
蜜蜂の巣箱が載っています。
画像

ガラスの涼しげな佇まいが夏の八ヶ岳にぴったりです。
季節感を大切にされていることがよくわかります。

画像
             ’17.7.14
上のテラス席で柳生博さんが食事をとられていました。
(木の陰になってお顔が見えませんが)

画像

初代ピクニックバスは今年で運行終了だそうです。
レトロなバスに乗って、八ヶ岳倶楽部を訪れ、アンティークにも見える手作り時計を買い求めました。
時計職人&作家の増田精一郎さんのショップ&アトリエ「M-Watch Studio」は武蔵野市吉祥寺にあります。
腕時計のガラス蓋の中には、ロマンティックな物語と時間が永遠に閉じ込められているかのようです。
たとえば、文字盤の上にバーカウンターがあり、洋酒瓶が並んでいたり・・・

文字盤は何かの液体に浸けて腐食させてあるとか、色が不均一で独特のニュアンスをかもしています。
手彫りのアラビア数字があたたかく
黒の皮ベルトには銀粉が撒かれていて、まるで銀河のようです。
ベルトは服に合わせて緑や赤などに替えることができます。
それはそれは様々なクラフト感満載の腕時計が並んでいるので、眺めているだけでまさに時を忘れてしまいます。
裏ぶたにイニシャルと日付を刻んでもらいました。       




                                        つづく

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
ナイス ナイス
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
手作りの時計〜素敵ですね。
ウリ坊はピエール・ラニエのモザイクの時計(おもちゃっぽいのです)を、とても気に入っていて長く使っています。
こういう素晴らしい場所にいくと、都会に帰りたく無くなりますね。
ウリ坊
2017/08/06 01:20
ウリ坊さん、ありがとうございます。
フリー・マーケットで素敵な腕時計を買ったことがありますが、一年ほどで動かなくなりました。
その点、増田精一郎さんは時計職人の免許もお持ちで、いつでも修繕してもらえるので安心です。

2017/08/07 19:03

コメントする help

ニックネーム
本 文
八ヶ岳倶楽部で手づくりの腕時計を買ったことなど 風を待ちながら・・・/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる