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zoom RSS ハンゲショウの庭 両足院にて

<<   作成日時 : 2017/06/16 23:18   >>

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数日前に梅雨入りしてからほとんど雨が降りません。
旅行中に傘を一度も開くことがなかったのはラッキーでしたが、この季節雨を慕う植物にとってはあまりうれしいことではないでしょう。

半夏生の頃咲くハンゲショウの庭を拝観するため両足院を訪れました。
両足院は方丈の南東に位置する建仁寺の塔頭の一つです。
ふだんは非公開ですが、ハンゲショウの咲く初夏と、冬に特別拝観が行われるということです。
開門を待って書院に導かれると、前庭にハンゲショウが白くお化粧して、池畔を彩る景色が眺められます。
ハンゲショウがこれだけ群生しているのは珍しいと思いました。
お化粧にはまだ早いかしら、という懸念も払しょくされました。
ハンゲショウは日当たりのよい湿地に生育するといいます。
穂のようになった花序が控えめにひっそりと白い花を咲かせます。
解説によれば、その白が虫を誘引し受粉が行われので、花序の下の3枚の葉が白くなって虫を誘い受粉を助けるそうです。
不思議なことに、受粉が終わると葉はもとの緑色にもどるとか。
自然の摂理とはいえ、繁殖するための植物の戦略に神秘を感じずにはいられません。
それも葉が白く変色するという密やかな知恵には心打たれます。

池の北畔には茶室があり、呈茶が行われていました。
大村梅軒好みの茶席「臨池亭」です。
その隣に織田有楽斎の如庵の写しである茶室「暦の席(水月亭)」があります。
喫茶ののち戻って来られた方が、「美味しかったわ」と御菓子のことを話していましたが
それもそのはず
両足院の開祖龍山徳見(りゅうざんとっけん)が帰国する折、一緒に来日したのはその弟子林浄因。
林浄因こそ饅頭の始祖、子孫が塩瀬を名のり、これが菓子舗「塩瀬」のはじまりだそうです。
近鉄奈良駅近くには林浄因を祀る神社があります。




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中央、池畔に群生するのがハンゲショウ


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茶室「臨池亭」にて呈茶が行われる                  ’17.6.14



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コメント(2件)

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季節の半夏生は知っていましたが、-今年は7月2日です-植物のハンゲショウ(半化粧)は知りませんでした。そこで調べたら、名称はどちらが先か不明のようです。中国語を調べる必要がありますね。
ワトソン
2017/06/18 19:42
ワトソンさん、ありがとうございます。
ハンゲショウは、住宅の庭先や公園などで時々目にします。
花はじみですが、花の下三枚の葉だけが白くなるのが不思議で、気になる植物です。

2017/06/22 22:20

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