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zoom RSS 竹久夢二伊香保記念館

<<   作成日時 : 2017/05/04 17:10   >>

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竹久夢二はよく旅行した人のようだ。
各地にゆかりの画家ということで大小の美術館が存在している。
画家よりもグラフィックデザイナーの先駆けとして突出したセンスの持ち主だった。
再訪した竹久夢二伊香保記念館は新館も増築され、充実した展示を誇っていて見応えがある。

恐ろしく細く丈長にデフォルメされた美人画は、夢二が抱いていた女というフィクション、ロマンの核心をついている。
本館に収蔵されている代表作「黒船屋」や「山と河」に夢想家の男性が妄想した女の神秘が躍如としている。
生涯に交流を持った女性はたまき、彦乃、お葉という3人が知られているが、夢二のロマンを体現してくれる女性が実際にいるものかどうか・・・
彼の描いた女人たちは、胃腸か肺を病んででもいるようにみえ、あと何年も生きられそうにない。

一般に竹久夢二は大正ロマンを代表する画家といわれている。
伊香保の記念館は、大正というリベラルな夢をかきたてた時代を閉じ込めて、白昼夢を見るがごとき趣であった。
木洩れ日の下、小鳥のさえずりだけが聞こえる坂の町に、訪問者を待つでもなく、黒船館と名付けられた和洋折衷の白亜の建物がうっとりとまどろんでいる。
週日の湯の町は人通りも少なく、美術館を訪れる人はなおのこと稀である。

高速バスを伊香保温泉の停留所で降りるとすぐ。
坂の町伊香保は地図上では近くてもアップダウンに難儀する。
老舗の蕎麦屋へ行くことを諦め、夢二記念館の一角長屋門を移築したという「木暮茶寮」で手打ちそばを食べた。
伊香保といえば水沢うどんだが、水沢観音周辺以外うどん屋は少ないようだ。
バスが走る上毛の地は麦畑が目立った。



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夢二ホール
アンティークディスクオルゴールの音色を聴くことができます。
「カノン」「ラ・パロマ」など100年以上も前の音が今蘇るという錯覚に陥りました。
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館員の方がベーセンドルファーのピアノに向かい数曲ひいてくれました。
何と柔らかな!音。
130年前のピアノです。

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黒船館玄関ロビー

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黒船館3階の喫茶室「港屋サロン」


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喫茶室「港屋サロン」でビデオを観ながら小休止


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ハンデルランプ
ガラスシェードの裏側に風景画が描かれています。

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江戸時代の豆皿のコレクション
「手塩皿」とも呼ばれています。
小さいながらも大皿と同様、染付、染錦、錦手、金襴手と、さまざまな絵付けの技法が凝らされていて、見飽きることがありません。
小さなものに愛着をもつ日本人独特の美意識が感じられます。

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中央のロッキングチェアーは夢二が愛用したものと同じだそうです。

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右、夢二がデザインした浴衣
「田村屋のゆかたのあいの流したる隅田の水の夏の夕ぐれ」
という夢二の歌があります。
夢二は毎年、自分のデザインした図案の浴衣地を田村屋に染めさせたそうです。
夫人のたまきが夢二の浴衣を着て半身の後ろ姿を見せた写真はまさに夢二描くところの嫋々たる美人画の風情。

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贅沢なエレベーターの壁紙
夢二が描いた春夏秋冬の風物を唐紙にしています。
特別に京都に発注したとか。

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モリムラドール                                ’17.4.24
7年間だけ輸出用としてつくられた〈幻の人形〉。
当時アメリカでは、第一次世界大戦によりヨーロッパからの人形が減少したため、日本製ビスクドールを輸入しました。
製作した「日本玩具」は現・ノリタケカンパニーの「日本陶器」と人形の目を研究していた「フレーベル館」との共同開発会社でした。

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