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zoom RSS 青梅のティールームと京都のカフェ

<<   作成日時 : 2017/03/20 21:03  

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小さなガラス瓶に入った紅茶が20種類以上も並んでいた。
「最初に紅茶を選んでいただくことになっているんですよ」
と、女主人が言う。
これが今日の紅茶と言って差し出されたお茶ノサンプルは、バニラはじめいくつかの香料が混然として甘い香りを放っていた。

母の卒寿を祝い、東京の奥座敷青梅に泊まった翌日のことだった。
「以前教会だった建物で、イギリス人の経営だそうですよ」
また
「いい奥さんですよね。なんでもご主人は横田基地のお偉いさんらしいですよ」とも。
日向和田駅から青梅街道を奥多摩方向に数分歩くと、突然という感じで洋館があらわれる。
フェンスに「営業中」の文字。
ローズタウン・ティーガーデンというそのティールームでは軽い食事やアフタヌーンティーを楽しむことができるのだった。
それも火曜日から土曜日の週五日に限られ、11時から午後5時までという短い営業である。

「眺望が抜群によい」という謳い文句に魅かれて訪れた私と母は窓辺の席に案内され、言葉通りの絶景に思わずため息をもらした。
サンルーム風に湾曲した張り出し部分から多摩川を眼下に見下ろし、下流には今渡って来たばかりの赤い橋「神代橋」が見えた。
対岸の山並みの上、昼下がりの太陽が眠たげである。
はるか下方の河畔には色とりどりのカヌーが腹を見せて重ねられていた。

「窓を開けましょうか」
女主人に促されて、再びコートを羽織った。
ガラス戸を左右に開くと、かすかな風が身体を通り抜けてゆくような気がした。
視界が一気にクリアになった。
私はカシスとオレンジのかおりのついた紅茶を選び、パイナップルケーキとプリン、クッキーを盛り合わせた一皿を注文。
母はスコーンにブルーベリジャムと生クリームを添えたいかにもアフタヌーンティーらしいお茶菓子を選んだ。
紅茶はポットでサービスされるので、たっぷり3杯分の寛ぎが保証され豊かな気分になる。
やがて若い女性が二人入って来たが、帰るまで客は私たちとその一組だけだった。
窓の近くに桜の木が枝を広げ、おのれの春を辛抱強く待っている。

ウィルスが蔓延して梅木が伐られてみると、住人は改めて青梅にも桜の木がたくさんあったことに気づき、その華やかさを再認識したとのこと。
密かにこの窓辺でお花見する目論見を胸に抱いて、その館を後にした。
以前教会だったというのは、結婚式場に付属したチャペルのことらしい。

扉を開ければ、それまでの時間がギアチェンジする。
ゆっくり流れはじめた時間に身をひたす。
それをかなえてくれるカフェと喫茶店・・・

京都で利用した有名店の写真を併せて掲載します。


ローズタウン・ティーガーデン
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                                        ’17.3.17

イノダコーヒ本店
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三条店がすぐ近くにあるが、そちらは喫煙OKでうまくすみわけがされているようだ。
イノダのミックスサンドイッチにはホワイトアスパラが挟まれている。

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                                        ’17.3.2

前田珈琲 文博店
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旧明倫小学校(京都芸術センター)内の前田珈琲を利用した翌々日。
京都文化博物館(旧日銀京都支店)内の金庫室をリノベーションしたカフェも前田珈琲だった。
10年以上も前に一度来たことがあり、ベテランの風格を漂わせた初老の男性が給仕をしてくれたっけ。
オムハヤシライスを注文。

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                                         ’17.3.2
ラ・ヴァチュール
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タルトタタンが人気。
平安神宮近くの、こちらはカフェというよりティールーム。
テイクアウトでタルトタタンを買ってゆく客が時折訪れる。
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                                        ’17.2.28


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