テーマ:福岡

窓の想像力

窓に切り取られた風景は、どこか懐かしい。 撮った瞬間に過去へと流れ去る宿命的な写真のように。 写真がいつもアングルを気にするように、窓からの風景は視界を限定する。 窓が風景に与える情趣はまた、心理的なものだ。 窓を媒介にして、守られた内側から、外界を眺める時、人はいつもより内向的に、そして内省的になるだろう…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

旧門司港ホテルにて

港の見えるホテルというと、ホテル・ニューハコダテを思い出す。 銀行の建物をリノベーションしたもので、好きなホテルだったが、残念なことにだいぶ前に廃業してしまった。 (と思っていたら、こちらも2017年にホテルとして再オープンしたそうです) 門司港ホテルの方は売買収の結果、プレミアホテル門司港として健在である。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

歴史と文学の町 小倉を歩く

北九州出身やゆかりの作家というとまず、松本清張、火野葦平、俳人の杉田久女、…etc. 森鴎外は軍医として小倉に赴任、約3年を過ごしている。 その時「小倉日記」を残しており、一時行方知れずになっていたその日記を探索する物語「或る『小倉日記』伝」を松本清張が書いている。 小倉に出生届を出している松本清張は特に北九州と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北九州工場夜景 海上からの眺め

小倉で催された某患者会の大会終了後、北九州夜景観賞定期クルーズに参加した。 北九州市の工場地帯の夜景は、前から観たいと思っていた風景のひとつだ。 運航は4月から9月の土日に限られるので、ラッキーなめぐりあわせだった。 小倉港に向かうタクシーでは、杖をつく友人の姿をみて 「大丈夫ですか。揺れますよ」 と、気遣…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

九州鉄道記念館

門司港最後の日に九州鉄道記念館に寄りました。 横断歩道を渡っている時に帽子を飛ばしてしまうほど風の強い日でした。 どこからか少年が猛然とダッシュしてきて、信号が変わる寸前で、ころがってゆく帽子を拾ってくれました。 これが門司港名物?の強風です。 曇天から今にも雨粒が落ちてきそうな日でした。 上掲の写真と二番目の…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

旧門司税関

門司税関は、明治22年に長崎税関門司出張所として出発している。 現役の税関は、西海岸の国道沿いにあるが 旧門司税関の方は門司港レトロ地区として整備された時に、現在の姿に修復され、多目的ホール、展示室などに利用されている。 初代が焼失した後、明治45(1912)年に建設され、税関としては昭和2(1927)年まで使われ…
トラックバック:0
コメント:5

続きを読むread more

旧門司三井倶楽部

門司の人は気さくである。 いかにも観光用の親切かとも思えるのだが、こちらの要望を手早く、プロらしく処理してくれる手際に、サービス精神と人懐っこさを感じる。 「あらっ、前に一度お会いしませんでしたか」 とってつけたような?笑顔が、白々しさを通りこして、どこか単純に楽しげである。 つくったようなキャラクターも、観光産…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

壇ノ浦を望む 和布刈神社にて

門司の和布刈(めかり)神社境内より壇ノ浦を望む。 対岸、下関側に掲げられた電光掲示板にEの文字。 東潮流であることを示している。 日に4度潮の流れの変わる関門海峡は、ここ早鞆の瀬戸で最も狭隘となり、最高時速は10ノットにもなるという。 白波が立ち騒ぐ奔流を見れば、航行の難しさが想像される。 凄まじい潮流に臨み、…
トラックバック:1
コメント:4

続きを読むread more

門司港駅

門司港駅は、昭和17年に関門鉄道トンネルが開通するまでは「門司駅」だった。 下関とを結ぶ関門連絡船の中継駅であり、名実ともに九州の玄関口だった。 門司駅の座を大里(だいり)駅に奪われてからはすっかり衰微したように言われるが、確かに終戦後は大陸との交通も途絶え、寂しい港町の忘れられた駅のようだったかもしれない。 …
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

北九州市立国際友好記念図書館

図書館の建物というだけで、どこか懐かしい。 北九州市立国際友好記念図書館は、1902年に帝政ロシアが大連に建てた東清鉄道のオフィスを複製建築したものだ。 レトロハイマートの展望室から眺め下ろすと、その複雑な屋根の構造がよくわかる。 尖塔、煙突、ドーマー(屋根の小窓)、二重窓…などが、まるでおとぎの国に来たかのようだ…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

ぶらり散策門司紀行

誰でも気ままな個人旅行の自由に憧れる。 といっても実際には、未知の土地を自在に歩くことはなかなか難しい。 先達なしで石清水八幡宮に詣でたつもりになった仁和寺の法師のようなことになりかねない。 そこでホテルが主催するワンコインバスツアーに参加することにした。 時間は2時間。 門司港ホテルに集合、小型バスに乗り、日…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

門司港ホテル

門司港ハイマートの最上階に上って、街の夜景を眺め下ろした時、あっと思った。 眼下に「門司港の鮫」と名づけられたホテルが見え、その背後に光の帯となった道路が続いていた。 まるで航跡のように。 因みにここから眺める門司港ホテルを鮫よりも船と見立てる人の方がずっと多い。 アルド・ロッシが「建物の大きな姿は、赤でなければ…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

「鮫」という名のホテルにて

窓からは海峡と橋と港が見える。 朝な夕なに、東から西へ、西から東へと行き交う船を眺めていて、見あきることがない。 (日本三大急潮流の一つに挙げられる関門海峡を航行する船の数は、一日に700隻から800隻という) アルド・ロッシというイタリア人建築家の遺作は、奇しくもこの門司港ホテルになった。 建築家は交通事故…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more