テーマ:エッセイ

マッサージチェアで肩こりをほぐす

肩こりがひどい。 当ホームにマッサージ・チェアが設置されているので、スタッフに使い方を教えてもらい、試してみました。 人間の手による施術がよいのは勿論ですが、以前、「もみ返し」を経験して懲りたことがありました。 頸椎周囲の筋肉、腰の筋肉を揉みほぐすこちらの機械を、10分ほど作動してみました。 特に肩こりには有効だ…
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溝口神社へ初詣

よく晴れた昼下がり、ホームのお仲間とタクシーに分乗して、溝口神社に向かいました。 ホームのスタッフが企画したイベント・初詣です。 大鳥居は大山街道に面し、石畳の参道が続いています。 私たちは本殿脇の駐車場から入りました。 二礼二拍手一礼。 鎮守の森は周囲の住宅に浸食されて、わずかに「親楠」がその名残を留…
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松の内が明けて 桜が春を連れてきました

すっかりお正月気分も抜けて日常にもどったようです。 一般に松の内とは松飾りや門松を立てておく間のこと、関東では7日、関西では15日とか。 常盤木の松に神様が降臨し、滞在する間を「松の内」と称するのですね。 ホームに越してきてからは実家と様子が違うので、「ハレ」の日と「ケ」の日の境界があいまいになりました。 入所…
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めまい その後

メニエール病について、体験談を他人事のように聞いてから、10日もしないうちに、今度は私の方が発症。 ストレス、寝不足などが原因で、夜勤のスタッフに多いとか。 周囲に気を遣うあまり、気疲れしがちな神経質な人に多いとも。 意識していなかったけれど、ホームでの生活は、体力的に楽な分、人付き合いに神経を遣っているのかもしれない…
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ジェイン・オースティンの読書会

ジェイン・オースティンの長編小説6作を読みすすめてゆく読書会について綴られた書物である。 読書会のメンバー6名は、ジェイン・オースティンの作品の中に登場する人物を批評しながら、各人の生活や意見も語られる。 一種のメタノベルと言っていいかもしれない。 ジェイン・オースティンに捧げるオマージュであることは確かだ。 小…
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住宅型有料老人ホームとは

ホーム(住宅型有料老人ホーム)の看護師が、血液検査、CTスキャン画像(CD)などのデータ資料をまとめクリアファイルに入れて、届けてくれました。 明後日、ホーム近くの医療機関への紹介状を書いてもらうため、通院することになっているからです。 住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームはどこが違うのでしょうか。 めまいと吐き気で、…
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夢見る帝国図書館

昨今、買う本といえば、図書館でもなかなか借りられない人気の新刊本ぐらいになりました。 本書も100人以上の予約者が順番待ちしているので、とうとうしびれをきらしてネット書店に注文しました。 図書館好き、本好き、…何よりも本を読む時間と空間、自由を愛おしく思う人間にとって、待ってました!と言いたくなる魅惑的なタイトルです。 …
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永井愛 作「私たちは何も知らない」を観る

初日から3日目の日曜日、永井愛の新作、二兎社公演「私たちは何も知らない」を観るために、東京芸術劇場へ出かけた。 メトロから地上へ上がって、いつもとは違う道筋から眺めた劇場は、はじめてみる建物のようだ。 リーフレットに、<空気を読まない女たちがマジで議論した「青鞜」編集部の日々>とある以外、内容について…
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不食という生き方

人が食に費やすエネルギーの話をしていた時、本書の著者である秋山佳胤さんの名が出た。 何も食べずに生きていける、と主張し、実際ご本人も実践されているとか。 話半分で、ふんふんと、ともすれば苦笑いしそうになるのを抑えながら、聞いていたのだけれど、「とんでも本」と決めつけずに、どのように不食の理論を展開するのか、一度読んで…
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ボジョレー・ヌーボーの会 2019 ワイン・パイロットにて

2,3欠員はあっても、今年も無事集えたことにまずは乾杯! ワインの新酒を味わうボジョレー・ヌーヴォーの会でのことです。 オーナーである高校の同級生H氏は、某航空会社のパイロットだったので、お店の名前はワイン・パイロット。 きびきびと立居振舞も美しい娘さんとふたりで切り盛りしています。 高円寺駅の改札前で友人…
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読書日記

岡本かの子は歌人、小説家として知られているが、世に出たのは最初、仏教研究家としてだった。 一平の浮気に苦しみ、夫を愛せなくなっていたかの子に対し、悔いる気持ちからか一平はかの子の文学的成就を支援しようと決心したようだ。 その総仕上げとして、一家はヨーロッパへと外遊する。 約3年の滞在の後、息子太郎をパリに残して、帰国し…
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ドキュメンタリー映画「人生をしまう時間(とき)」

ドキュメンタリー映画「人生をしまう時間(とき)」を川崎市アートセンターに観に行く。 本作は、NHKスペシャル「在宅死“死に際の医療”200日の記録」を再編集、映画化したものだ。 番組は大きな反響を呼び、何度か放映されているそうだ。 未見だったため、劇場に足を運んだ。 舞台となる病院が、この間まで住んでいた家から北…
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ホームでの近況

ホームに入居したばかりで、寂しそうに見える方がある。 孤独だからではなく、まだこちらでの生活が軌道に乗らず、充実感がないのだろう。 皆でわいわい賑やかにしているから寂しくない、というのは嘘である。 寂しい人は、一人でいようが、二人でいようが、大勢の中にいようが寂しい。 気休めの娯楽で無為をごまかしても、それはほん…
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ミスター・ゴッド・ハンド その死を悼む

その医者でなければできない手術というのがありますね。 ついこの間、柔道整復師の先生とそんな話をしたばかりだ。 レントゲン写真を見て、ため息をつく先生。 「あの先生はどこか違うんですよ」と、同業者の声…etc. 30年耐えている人工関節の膝の話に 上手な先生なのですねえ、とびっくりする人もいる。 ミスタ…
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高校の同期会に出席して

地下鉄駅より地上に出ると 「ああ、○○さん。良かった~」という声が聞こえた。 ポツポツ降り始めた雨の新宿。 「地図がわかり難いのよねえ」と言いながら三々五々、向かう先はどうやら同じ会場だ。 M子ちゃんの傘に入れてもらって歩きはじめると間もなく、見上げたビルの看板に目的の店名を見つけた。 いつまでも若い気でいるうちに、いつし…
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神楽坂にて

土曜日の昼下がり。 同窓同期の五人が、神楽坂の入口で落ち合った。 突然の電話に驚き、仲間に加わってからすでに数回、飲み会を重ねた。 この近くの大学でともに学んでから半世紀近くが経とうとしている。 45年と一口に言っても、人の一生の過半を占める。 それほど長い空白期を挟んでも、昔の面影は変わることがない。 髪が後退しよう…
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「ロングライフ国際学会」に参加して

9月6日の金曜日、「ロングライフ国際学会」という、ものものしいネーミングのシンポジウムに参加した。 有料老人ホームを中心に経営するロングライフグループが主催するもので、9つの介護の現場から研究発表が行われた。 テレビや新聞の取材もあったようで、小さめのホールに座りきれない盛況ぶりだった。 有料老人ホームや在宅…
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手づくり時計 増田精一郎さんのアトリエにて

朝夕の涼しさ、虫の音、最後のエネルギーをふりしぼる蝉しぐれ、せっかちな街路樹の黄葉、季節を先取りした秋色ファッション、・・・etc. 詩人は「小さな秋見つけた」とつぶやく。 日本の気候も二季性への移行がいわれるようになったが、一年を24節気に分ける繊細な季節感を忘れたくない。 しぜん季節の変化に対して、私たち…
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平成の黒い霧 「国家はいつも嘘をつく」

本書が挙げた9つの嘘とは、以下の9点である。 1 「アベノミクス」の嘘 2 「民営化」の嘘 3 「働き方改革」の嘘 4 「2020東京五輪」の嘘 5 「日航ジャンボ機123便」の嘘 6 「平和安全法制」の嘘 7 「刑事司法」の嘘 8 「TPPプラス」の嘘 9 「消費税で社会保障」の嘘 多分、本…
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逝く夏を惜しむ 終の棲家にて 運営懇談会

24時間、クーラーを稼働し続ける日もあった今年の夏。 ようやく暑さも峠を越えようとしている。 ふと蝉しぐれが止んでいることに気づいた瞬間、草むらに集く虫の声が涼やかに聞こえてくる。 土曜日の午後、当老人ホームはじめての運営懇談会が開かれた。 身元引受人にも案内状が送られ、参加者は入居者及び親族などの約10名。 …
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けものみち

すでに読んだかもしれない「けものみち」 1965年に映画化され、テレビドラマになること3度。 小倉の松本清張記念館では、成沢民子役が米倉涼子という最新作(2006)のポスターが目立った。 私が観ているのは、1982年NHKの「松本清張シリーズ・けものみち」だ。 鬼頭洪太役の西村晃があまりにリアルだったので、頭…
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ブルーベリーを摘みに…

Kさん、お誘いありがとうございました。 ブルーベリーを摘みに行きましょう。 素敵な企画に心惹かれましたが、ブルーベリーの収穫時季は夏真っ盛り。 熱中症がこわくて正直、尻込みしないではなかったのですが、実家の近くで、土地勘のないところでもなかったので、思い切って参加しました。 都市近郊の農家の佇まいを見るだけで…
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窓の想像力

窓に切り取られた風景は、どこか懐かしい。 撮った瞬間に過去へと流れ去る宿命的な写真のように。 写真がいつもアングルを気にするように、窓からの風景は視界を限定する。 窓が風景に与える情趣はまた、心理的なものだ。 窓を媒介にして、守られた内側から、外界を眺める時、人はいつもより内向的に、そして内省的になるだろう…
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定年後の過ごし方

60代後半、そろそろ70歳の大台に乗ろうという世代。 まだ現役で働いている仲間も少なくない。 人生百歳時代に入って、この年代で悠悠自適の生活を選択できる方が、まだ恵まれているのかもしれない。 健康上の理由もあり、早々に老人ホームに入居した私は、同期の仲間からみれば、勇み足?にさえ映るのだろうか。 皮肉屋のA氏…
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戦争は女の顔をしていない

旧ソヴィエトが第二次世界大戦で対独戦をたたかった当時の、動員された女性たちの聞き書き集。 その数は百万人を越えるという。 多くは10代の少女たちで、祖国を守れ!というスターリンの檄を素直に受け入れ、愛国心に燃えて、前線で戦うことを自ら志願した女性たちだった。 著者が取材を開始したのは1978年。出版するに当たっ…
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ベランダの掃除

週末に実家へ帰るという生活が続いている。 30年暮らした土地との地縁は切れず、会合に顔を出すついでに、持ち物の整理を兼ねて数日滞在することになる。 ホームでの生活に慣れるに従い、長年暮らした家よりまだ3か月に満たないホームの方が居心地よくなってゆく。 渡る世間に鬼はない、の諺通り、新たな知り合いができ、日に日に生活しやすくなっ…
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福祉ネイル

お化粧をすることによって脳が活性化する。 ひいては認知症の予防につながる… 男性では、髪を染めることによって、見た目ばかりか実際に若返る。 そんな話を聞いた覚えはある。 同じような効果が、爪を彩ることで得られるというのだ。 プールに通っていた時、赤のペディキュアをすると楽しいわよ。 と、言う人がいた。 …
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ホーム見学の方と、フレンチの昼食をいただきました

家庭で日に三度の食事を、イーチミール・パーフェクトでつくるのは無理だろう。 それが、ホームでは上げ膳据え膳。 専門家が栄養のバランスを考えた上で、カロリーと塩分を計算して、メニューをつくる。 料理長ご自慢のフレンチと和食を、それぞれ土曜日と日曜日に見学者を迎えた席でご相伴した。 ふだんのホームの食事は、管理栄…
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ボサノバ コンサート

ホームに帰り着くなり 「これからボサノバのコンサートがあるんですよ」 という、ホーム長の笑顔に出会った。 久しく聴いていないなあ… 何とラッキーなこと! 間がいいことに、予定より少し早目に帰ってきたのだ。 デッキからの眺めを背景に、ギターの演奏と肩の凝らないボーカルが、昼下がりのダイニングを流れてゆく…
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この町の住人になれるだろうか

実家のある町の選挙管理委員会より参議院議員選挙の知らせが届いている。 新住所への転入が4月3日以降の選挙人は、前の住所地で投票することができるという。 投票の仕方に二通りあり、ひとつは期日前投票である。 他は、不在者投票で、転出した自治体へ、現住所地に投票用紙等の送付を請求して、現住所地で投票する方法だそうだ。 …
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