テーマ:生活

毎週金曜日に、ダンディライオンから花のアレンジ3種が届けられる。 花材の珍しさとアレンジのセンスに、思わずため息が漏れてしまう。 遺伝子工学などのバイオテクノロジーの成果だろう。 カーネーションやバラにも、今まで目にしたことのないような色や形が見られるようになった。 人工の自然と呼ぶべきか… 珍しいとい…
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住宅型有料老人ホームの使い方

見学や一日二日の体験入居では、分からないことがたくさんある。 10か月くらいから季節を一巡するホーム暮らしを経て、ようやく見えてくる老人ホームの現実。 経営組織の姿勢や、介護に対する考え方と、利用者(入居者)側の要望との間には、多少とも乖離がある。 社会福祉法人が運営する特別養護老人ホームは、本来福祉的施設だが昨今、収入によっ…
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宮崎台便り

大風が吹く、初夏のような陽気の日もある。 テラスで朝食をとっていると、時にウグイスの声がする。 カツラのハート形の葉が日に日に大きくなってゆく。 間もなく香しい匂いを発散するようになるだろう。 国有地の大木ははなはだ樹形が悪いけれど、これもみるみる緑を濃くしてゆく。 駅前の桜も今日あたりは5分咲きくらいになって…
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新型コロナウイルス異聞

妹から手づくりマスクが送られてきた。 作り方はネット上にアップされているし、実際手作りマスクが千円程度で売られているらしい。 鼻梁に密着させるためのワイアーなどもネット上で買えるとか。 なぜ、ふつうの使い捨てマスクが店頭にないのか。 その前に新型コロナウィルス騒動が、マスク不足問題に収斂しがちなのが不思議だ…
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京都からやって来たお雛様

連日、新型コロナウィイルス感染者の増加を告げるテレビニュース… 平安時代も当然のことながらウイルス・細菌はあるので、衛生思想もなく近代医療の恩恵を受けられない時代に、ミヤコは頻繁に疫病に見舞われたようだ。 インフルエンザと推測される記録も残っている。 当時の人々は、疫病の原因を、恨みを飲んで死んでいった貴人の怨霊による…
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健康寿命をのばす食事について 

サービス付き高齢者住宅(サ高住)を所有する知人から、昨年のオープン以来ほぼ満室となり、すでに亡くなられた方が2名あるということを聞いた。 私が入所するこのホームは、新築して2年近く経つのに、まだ半分以上の空室がある。 サ高住と住宅型有料老人ホームという違いはあっても、その差に驚く。 入居金のある無し、そして入居時に…
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マッサージチェアで肩こりをほぐす

肩こりがひどい。 当ホームにマッサージ・チェアが設置されているので、スタッフに使い方を教えてもらい、試してみました。 人間の手による施術がよいのは勿論ですが、以前、「もみ返し」を経験して懲りたことがありました。 頸椎周囲の筋肉、腰の筋肉を揉みほぐすこちらの機械を、10分ほど作動してみました。 特に肩こりには有効だ…
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松の内が明けて 桜が春を連れてきました

すっかりお正月気分も抜けて日常にもどったようです。 一般に松の内とは松飾りや門松を立てておく間のこと、関東では7日、関西では15日とか。 常盤木の松に神様が降臨し、滞在する間を「松の内」と称するのですね。 ホームに越してきてからは実家と様子が違うので、「ハレ」の日と「ケ」の日の境界があいまいになりました。 入所…
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2020年 明けましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 ブロガーの皆さま、当ページをお訪ねくださった皆さま 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 おかげさまで、よく晴れた、お正月らしい穏やかな元旦を迎えることができました。 朝一番、お隣のお稲荷さんの祠に初詣しました。 ホームが建つ前は、山林だったところで、そこに鎮座していた稲荷神…
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めまい その後

メニエール病について、体験談を他人事のように聞いてから、10日もしないうちに、今度は私の方が発症。 ストレス、寝不足などが原因で、夜勤のスタッフに多いとか。 周囲に気を遣うあまり、気疲れしがちな神経質な人に多いとも。 意識していなかったけれど、ホームでの生活は、体力的に楽な分、人付き合いに神経を遣っているのかもしれない…
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住宅型有料老人ホームとは

ホーム(住宅型有料老人ホーム)の看護師が、血液検査、CTスキャン画像(CD)などのデータ資料をまとめクリアファイルに入れて、届けてくれました。 明後日、ホーム近くの医療機関への紹介状を書いてもらうため、通院することになっているからです。 住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームはどこが違うのでしょうか。 めまいと吐き気で、…
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ホームでの近況

ホームに入居したばかりで、寂しそうに見える方がある。 孤独だからではなく、まだこちらでの生活が軌道に乗らず、充実感がないのだろう。 皆でわいわい賑やかにしているから寂しくない、というのは嘘である。 寂しい人は、一人でいようが、二人でいようが、大勢の中にいようが寂しい。 気休めの娯楽で無為をごまかしても、それはほん…
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高校の同期会に出席して

地下鉄駅より地上に出ると 「ああ、○○さん。良かった~」という声が聞こえた。 ポツポツ降り始めた雨の新宿。 「地図がわかり難いのよねえ」と言いながら三々五々、向かう先はどうやら同じ会場だ。 M子ちゃんの傘に入れてもらって歩きはじめると間もなく、見上げたビルの看板に目的の店名を見つけた。 いつまでも若い気でいるうちに、いつし…
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秋の夜長と図書館ワークショップ

秋の夜空に月を眺めるなどという優雅な習慣は以前にはなかったことだ。 鬱蒼とした樹木と軒が、空を遮っていたからだ。 こちらへ引っ越してきてからは、高台にある建物の3階から、朝に夕に空の変化を楽しむことができるようになった。 昨夜は西の地平、上空が夕焼けの帯となり、思わず見とれてしまった。 中天に半月に近い三日月がか…
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神楽坂にて

土曜日の昼下がり。 同窓同期の五人が、神楽坂の入口で落ち合った。 突然の電話に驚き、仲間に加わってからすでに数回、飲み会を重ねた。 この近くの大学でともに学んでから半世紀近くが経とうとしている。 45年と一口に言っても、人の一生の過半を占める。 それほど長い空白期を挟んでも、昔の面影は変わることがない。 髪が後退しよう…
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「ロングライフ国際学会」に参加して

9月6日の金曜日、「ロングライフ国際学会」という、ものものしいネーミングのシンポジウムに参加した。 有料老人ホームを中心に経営するロングライフグループが主催するもので、9つの介護の現場から研究発表が行われた。 テレビや新聞の取材もあったようで、小さめのホールに座りきれない盛況ぶりだった。 有料老人ホームや在宅…
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逝く夏を惜しむ 終の棲家にて 運営懇談会

24時間、クーラーを稼働し続ける日もあった今年の夏。 ようやく暑さも峠を越えようとしている。 ふと蝉しぐれが止んでいることに気づいた瞬間、草むらに集く虫の声が涼やかに聞こえてくる。 土曜日の午後、当老人ホームはじめての運営懇談会が開かれた。 身元引受人にも案内状が送られ、参加者は入居者及び親族などの約10名。 …
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ベランダの掃除

週末に実家へ帰るという生活が続いている。 30年暮らした土地との地縁は切れず、会合に顔を出すついでに、持ち物の整理を兼ねて数日滞在することになる。 ホームでの生活に慣れるに従い、長年暮らした家よりまだ3か月に満たないホームの方が居心地よくなってゆく。 渡る世間に鬼はない、の諺通り、新たな知り合いができ、日に日に生活しやすくなっ…
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福祉ネイル

お化粧をすることによって脳が活性化する。 ひいては認知症の予防につながる… 男性では、髪を染めることによって、見た目ばかりか実際に若返る。 そんな話を聞いた覚えはある。 同じような効果が、爪を彩ることで得られるというのだ。 プールに通っていた時、赤のペディキュアをすると楽しいわよ。 と、言う人がいた。 …
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ホーム見学の方と、フレンチの昼食をいただきました

家庭で日に三度の食事を、イーチミール・パーフェクトでつくるのは無理だろう。 それが、ホームでは上げ膳据え膳。 専門家が栄養のバランスを考えた上で、カロリーと塩分を計算して、メニューをつくる。 料理長ご自慢のフレンチと和食を、それぞれ土曜日と日曜日に見学者を迎えた席でご相伴した。 ふだんのホームの食事は、管理栄…
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この町の住人になれるだろうか

実家のある町の選挙管理委員会より参議院議員選挙の知らせが届いている。 新住所への転入が4月3日以降の選挙人は、前の住所地で投票することができるという。 投票の仕方に二通りあり、ひとつは期日前投票である。 他は、不在者投票で、転出した自治体へ、現住所地に投票用紙等の送付を請求して、現住所地で投票する方法だそうだ。 …
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ミニクラス会

突然、電話からA氏の声。 大学で同じクラスだった、同期の仲間の集いがこうして始まった。 よくぞ電話をしてくれました。 お酒も入って、すっかり肩の力も抜けていたのでしょう。 しばしば互いに連絡を取り合っていたメンバーはいても、意識的に定期的に集まるようになったのは、ここ最近のことだ。 たまたまネットで検索してヒットした店もよ…
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食卓の風景 ようやく独りぼっちから脱出しました

先日、ホームに新しく入居された方がおり ダイニングでの独りぼっちの食事からようやく脱出できました。 上げ前据え膳でバランスのとれた食事ができることに、その方はずいぶん喜んでおられて、私もその幸せを再確認することになりました。 母の年齢より少し若い方で一人暮らしをされていたとか。 「娘がこわいのよ」 と、お…
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坂の町に住む

ホームの周辺には坂が多い。 ○○台という地名が示すように、台地と谷筋が入り組んでいる。 歩道もフラットではないので、ぼんやり歩いていると、から足を踏んだり、躓いたりしかねない。 そんな坂の町に引っ越してきてから早1か月以上がたつ。 自転車は下り坂でスピードがつき、こわいほどだ。 それでも地元の人は平然と自転…
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空の名前

部屋のクーラーを使ったことはまだほとんどない。 高台を吹き抜ける風が涼を運んでくる。 空が広い。 戸を開け放てば、車が通行する町の喧騒が上がってくる。 空は悠々と、我関せず、と変化してゆく。 昼下がり、実家ではほとんど開くことのなかった本「空の名前」のページを繰りながら、頭上はるかな雲の名を探した。 積雲…
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実家と、行ったり来たりのホーム生活

ホーム入居後、一か月余が過ぎようとしている。 今のところ自宅とホームの間を行ったり来たりする、落ち着かない日が続いている。 実家を後にする時、母がひどく寂しそうにしていたのが気がかりだった。 家族それぞれの要望を満たす選択のはずが、決断する時点で、すでにそれぞれ断念したことがあったのだろう。 また、あろうこと…
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ホームの快適さと緊張感

坂道を、息を切らせて上ってくると少し汗ばむ日、開け放たれたダイニングに足を踏み入れるなり、吹き抜ける風に懐かしいシーンを思い起こした。 子供の頃、夏休みに北側の部屋で昼寝をしていると、飛行機雲が過る青空が見え、一陣の風がまどろみを誘った… 「家が一番」主治医は老人ホームの話が出る度に、確信をもってそう言う。 その意…
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そろそろ落ち着いてもよい頃なのに・・・ ホームでの日々

ホームに入居して3週間が経ちます。 終の棲家、あるいは新たなベースキャンプとなるはずですが、「自宅」にいる気分にはほど遠く、まだまだ旅途上という落ち着かない感じです。 今いるホームは「住宅型」有料老人ホーム(この言葉には抵抗があるので、以下ホームと略称します)ですが、オープン間もないため、入居者も少なく、ダイニン…
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メニューの工夫 

夕食の時間は特に静かだ。 暮れなずむ夕景の変化を眺めながら、ひとり食事をとる。 今日の夜勤はKさん。 母が栄養士だったことを話すと 「あら、私の母もですよ」 厨房にいる時は怖くてとても近寄れなかったとか。 こちらへ入居してから、接待と介護の現場で働く女性の姿を見てきた。 特別養護老人ホームで働いた経験も…
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ホーム暮らし 工夫の日々

ダイニングで食事をとるのは今のところ私一人だ。 (オープンして間もないため) 朝は天気がよい限り、鳥の声と竹林の葉擦れの音をBGMにテラスで食事をとることにしている。 今日の夕食も一人だった。 お給仕してくれたのは今夜、夜勤のTさんだ。 窓の外は暮れなずむ空と一面に広がる家々が灯す光。 あの一つ一つに生活…
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