忘れられたパンデミック 再び

新型コロナウィルスに関するニュースが連日メディアを賑わしている。
SARSはまだ記憶に新しいが、この時の犠牲者を今度の新種ははるかに越えている。
昨日より、専門家はフェーズが上がったということをしきりに警告しはじめた。
感染経路がたどれない発症者があらわれ、感染者が予想以上に多いことが推測されるからだ。
これを専門家は市中感染と呼んでいるようだ。

クルーズ船という閉ざされた空間から、ウイルスは市中に触手を広げはじめた。
新型コロナウイルスという正体不明の闖入者に対して、人はなすすべもなく、せいぜい手洗いとうがい、マスク着用という基本的かつ古典的な方法で対処できるだけだ。

盛り場は避けても公共交通機関を利用しないわけにはいかない。
マスメディアの危機感が一段と高くなった今日、レトロな?ガーゼマスクを着け私鉄に乗った。
まだ5人に一人はマスクを着けていない。
マスクの効果に疑念を抱いているのか、あるいは自分は罹らないという自信があるのか・・・
その両方かもしれないが、寺田寅彦の言葉を思い起こさせた。
今回もしばしばメディアで引用されていた。

ものを怖がらなすぎたり、怖がりすぎたりするのはやさしいが、正当に怖がることはなかなかむつかしい。

正体がつかめないものを「正当に怖がる」ことなど不可能だ。
肺炎を経験したことがないので、正直なところ、筆者の危機感にもあまり切迫感がない。

しかし第一次世界大戦末期に猛威を振るい甚大な犠牲者を出したスパニッシュ・インフルエンザを振り返ってみよう。
今日とは医療技術に格段の差があるとはいえ、貴重な教訓を与えてくれる。
以下の書物にその実態が述べられている。
興味のある方は、是非下記のページをお訪ねください。

忘れられたパンデミック 史上最悪のインフルエンザ
https://freeport.at.webry.info/200901/article_8.html


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史上最悪のインフルエンザ 忘れられたパンデミック
          アルフレッド・W.クロスビー著 みすず書房(’09.1)

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