逝く夏を惜しむ 終の棲家にて 運営懇談会

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24時間、クーラーを稼働し続ける日もあった今年の夏。
ようやく暑さも峠を越えようとしている。
ふと蝉しぐれが止んでいることに気づいた瞬間、草むらに集く虫の声が涼やかに聞こえてくる。

土曜日の午後、当老人ホームはじめての運営懇談会が開かれた。
身元引受人にも案内状が送られ、参加者は入居者及び親族などの約10名。
初回ということで改めて、ホーム長、看護師、ケアマネージャーの紹介があり
ホーム長からは、当老人ホームを含むグループ企業の財務状況等、事業報告が行われた。

入居者は、苦しい思案の末に入居を決断する。
時に背水の陣を敷く。
それぞれ、健康、家族、経済、価値観、趣味、…等々
異なった入居者が同じ屋根の下に暮らしてゆくことになるわけだ。

賃貸マンションのような居住権ではなく
利用権方式という不安定な立場にとどまる入居者が、これからどれだけの安心・安全の保証を得て心穏やかに生活してゆくことができるだろうか。
介護や生活の面で、契約書面に書かれていない、口約束程度の保証だけでは安心できない。

運営懇談会については、厚労省の標準指導指針に次のようにある。

施設長、職員及び入居者代表により組織する運営懇談会を設けると共に、入居者のうちの要介護者等についてはその身元引受人等に対し出席を呼びかけること。また、施設の運営について外部からの点検が働くよう、施設関係者及び入居者以外の第三者的立場にある学識経験者、民生委員などを加えるよう努めること。運営懇談会では、入居者の状況、サービスの提供の状況及び管理費、 食費の収支等の内容等を定期的に報告し、説明すると共に、入居者の要望、意見を運営に反映させるよう努めること。

是非、利害関係のない、意見の言える第三者の参加を望む。
入居者の立場は弱いものだから。

当施設ではホーム長はじめスタッフが、入居者間のトラブルを未然に防ぐため、細かな気配りをしているのがよくわかる。
中規模の施設で、今のところ入居者が少ないせいかもしれないが、これからもこの姿勢を貫いて頂きたいと思う。

※ 冒頭の写真は、読書コーナーとして利用させて頂くこともあるデスク




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8月某日 暮れなずむ夏空 3階ベランダより


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夏らしいメニュー ズッキーニやナスなどの夏野菜 デザートにはスイカが多い

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