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zoom RSS 近況報告 かすみ目の顛末

<<   作成日時 : 2018/08/08 19:50   >>

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昨夕、遅くに配達された封書。
杏林大学医学部付属病院のアイセンターはK先生の報告書である。
台風13号接近の影響で雨降る中、近所のI眼科へ行く。
猛暑続きでなかなか戸外を歩けなかったので、まだ雨の方がましと、傘を差して出かけた。

悪天候のため患者は少ないだろう、という予想は見事に外れ、受付前だったにもかかわらず、すでに待合室はいっぱいだった。お盆休みが近く、病院はどこも混んでいるようだ。
杏林大学に紹介状を書いてくれた先生は、
あそこは凄いでしょう。
毎日、400人以上の患者さんが来るそうですよ。
という私の言葉に応じて
(非常に厳しい医療教育が行われていて)僕なんかカンファレンスに呼ばれても、恐くて行けない、という。
眼科に限っての話だろうが、杏林大学病院では、西日が当たる窓辺で延々と診察を待つ患者がいるのだった。

結局、煙が邪魔をするような私のかすみ目は、原因が特定できないだけではなく、対症療法もなく、通院がたいへんということで、町の眼科医に治療が任されるようなかたちに落ち着いた。
検査の結果、視力は落ちていないし、眼底のわずかの出血も進んではいない。
造影剤を入れて静脈の閉塞がないかどうかも調べたが、問題なかった。
杏林の先生も頭を抱え、I先生は、何と白血病を疑っていたので、血液内科受診でその疑いも晴れたことを伝えると、ほっとされたようだ。
安心したのは誰よりも患者である私なのだが。

伝書バトの如く紹介状を携えて、あちこちの大学病院を行脚して痛感したのは
現代医学でもまだまだ説明のつかない領域が膨大に広がっているということ。
それでも専門家の知恵を拝借することは安心につながる。
医師との関係悪化に悩む患者も多いが、激務をこなす医師と回復を強く望む患者は、双方神経質になっているので、ありがちなことだ。

専門化が進み、その結果、一人の医師が医学の領域すべてを網羅するのは無理、ひいては患者の身体をまるごとは把握できないという現状と、それでも患者は医師に期待してしまう心情の間に乖離が生じる。
トップシークレットである健康情報を医療機関どうしで共有し難いという事情もあり、スムーズな連携プレーもできない。
結果、患者は時に同じ検査を二度三度と受けるはめになり、医療費もかさみ、保険行政も悪化の一途をたどる。
何の治療も施さないことが患者のためになる場合もあるが、そのような判断は何ら保険点数に反映されない。

医療機関を巡った挙句、症状は改善されないまま。
手間のかかる人間ドックと考えても釈然としない。
病に苦しむ人は多かれ少なかれ、私のような諦めの境地にあるのだろう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
テレビの健康番組では、万策尽きた患者さんが、大学病院で「名医」に出会い、やっと本当の病の原因を突き止める・・・というのがパターンですが、実際は、そういう訳にはいかないのですね。
私も以前、大きな病気をした時は、地域の中核病院に半年くらい通いましたが治らず、自力で他の病院を探して、やっと原因が判明しました。
空さんも、なんとか症状が無くなると良いですね・・・。
ウリ坊
2018/09/02 20:10
ウリ坊さん、ありがとうございます。
おかげさまで近・近眼鏡のレンズを中距離専用のものに替え、ようやく夜もパソコンに向かえるようになりました。
病というものは、原因がなかなか判明しない症状が大半ではないでしょうか。技術だけではなく、傷ついた患者の「癒し」を考える病院であって欲しいものですね。

2018/09/10 21:15

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