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zoom RSS テーマ「美術館」のブログ記事

みんなの「美術館」ブログ

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源氏物語の世界へとワープする風俗博物館
源氏物語の世界へとワープする風俗博物館 風俗博物館では源氏物語の世界を、1/4の縮尺の装束で再現している。 非常に高価なものだ。 文様も衣装のサイズも1/4だが、厚さを薄くすることはできないので少々ぼってりした印象は否めないけれど。 ...続きを見る

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2017/06/06 22:56
承天閣美術館と京菓子資料館
承天閣美術館と京菓子資料館 歩けば初夏のような暑さに肌が汗ばむ。 京都御苑の緑陰を選んで今出川通に抜ければ歩くのもわるくないかもしれないと考えたが、最近とみに足の衰えた母の熱中症もこわい。 ...続きを見る

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2017/05/23 22:35
ハイジュエリーの世界 京都国立近代美術館にて
ハイジュエリーの世界 京都国立近代美術館にて 京都滞在最後の日に、京都国立近代美術館を訪ね、ハイジュエリーの世界にため息をつくことになりました。 特別展のタイトルは「技を極める」 ヴァンクリーフ&アーペルのハイジュエリーと七宝など日本の工芸作品をコラボさせた展覧会です。 ...続きを見る

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2017/05/13 23:34
竹久夢二伊香保記念館
竹久夢二伊香保記念館 竹久夢二はよく旅行した人のようだ。 各地にゆかりの画家ということで大小の美術館が存在している。 画家よりもグラフィックデザイナーの先駆けとして突出したセンスの持ち主だった。 再訪した竹久夢二伊香保記念館は新館も増築され、充実した展示を誇っていて見応えがある。 ...続きを見る

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2017/05/04 17:10
ぎやまんろう(義山楼)にて
ぎやまんろう(義山楼)にて 伊香保に一泊、竹久夢二伊香保記念館と徳富蘆花記念文学館を訪れました。 伊香保は万葉集に東歌9首が詠まれており、いつか歌碑めぐりをしたいと思っていたところ、2004年に温泉偽装問題が発覚してから、何となく足が遠のいていました。 今回女将さんが率先して伊香保の観光に尽力しているという松本楼に泊まって、石段街の温泉情緒を含め、戦国時代以来という湯の町の雰囲気を味わってきました。 ...続きを見る

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2017/04/28 13:13
「時代(とき)を刻んだ貌(かお)」 田沼武能肖像写真展
「時代(とき)を刻んだ貌(かお)」 田沼武能肖像写真展 冒頭のリーフレットの中の人物をまず説明しておくと、中央で微笑んでいる女性は無頼派坂口安吾夫人、坂口美千代。 銀座五丁目で文壇バー「クラクラ」を経営していた。 右手で大笑いしているのが檀一雄。 左手、シリアスな視線で文士の生態を観察しているのは、駆け出しの頃の松本清張だ。 ...続きを見る

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2017/03/27 20:53
久しぶりに美術館のはしごをする
久しぶりに美術館のはしごをする 冷たい北風の吹く平日。 それでも上野公園は相変らずの人出である。 都美術館で開かれている「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観るために、パークサイドカフェでいとこと待ち合わせた。 12時前に着いたのにすでに数組が入口で待っている。 ストーヴに身を寄せるようにして寒風を避けながら待つことおよそ20分。 店内に入ってホットカルーアミルクが運ばれてくるとやがて待ち人来たる。 ...続きを見る

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2017/02/22 23:40
ロマノフ王朝展 東洋文庫にて
ロマノフ王朝展 東洋文庫にて 「ロマノフ王朝時代の日露交流」「トルストイに初めて会った日本人 小西増太郎」というふたつの講演を聴くために東洋文庫を訪れた。 北方4島をめぐる今日の日露の駆け引きに鑑みて、両国の因縁は興味深い。 ...続きを見る

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2017/02/07 23:47
日本近代洋画への道 中村屋サロン美術館にて
日本近代洋画への道 中村屋サロン美術館にて 中屋村サロン美術館で、山岡コレクションから出展されている「日本近代洋画への道」を観ました。 はじめて油絵に接し、従来の日本画とは異なる視線で風景を眺めるようになった日本人の初々しいまなざしが感じられました。 (そういえば徳川15代将軍慶喜も油彩を描いていて、福井藩主松平春嶽に贈っています) ...続きを見る

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2016/12/09 20:20
森の中にひっそりと 八ヶ岳美術館
森の中にひっそりと 八ヶ岳美術館 小淵沢滞在最後の日に、「八ヶ岳鉢巻周遊リゾートバス」に乗って、八ヶ岳美術館を訪ねることにした。 小淵沢は長野との県境に近く、かつての小淵沢町が広域合併の結果、清里などと同じ北杜市に編入された。 鉢巻リゾートバスは八ヶ岳の西麓を走っており、小淵沢駅を起点にして、観光拠点を繋ぎ「たてしな自由農園」の間を往復している。 途中で降車して「信玄の棒道」ウォーキングを楽しむこともできる。 信濃攻略を狙って開かれた軍用道路「信玄の棒道」にも魅かれていたのだが、今回は諦めることにした。 ... ...続きを見る

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2016/08/07 18:16
中村キース・ヘリング美術館 小淵沢アート・ヴィレッジにて
中村キース・ヘリング美術館 小淵沢アート・ヴィレッジにて 八ヶ岳高原バスを中村キース・ヘリング美術館で降りた。 すぐに不思議な不定形の建物が目に入った。 台形をモチーフに、規則的な反復がいっさいないRC造。 どうも美術館ではなさそうだ。 とりあえず玄関を入りロビーで道を尋ねようと思った。 はきはきと答えてくれたのはアメリカ人らしき若い女性で そこは「HOTEL KEYFOREST HOKUTO」という名のホテルだった。 この辺り一帯を小淵沢アートヴィレッジと称し、そのエントランスとしての役割を果たすために県道に面した最も目... ...続きを見る

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2016/07/31 22:14
中村不折の魅力展 中村屋サロン美術館にて
中村不折の魅力展 中村屋サロン美術館にて 某会の懇親会が新宿中村屋であったため、帰りに中村屋サロン美術館に寄った。 折しも中村不折の展覧会が開かれていた。 中村屋旧本店は平成26年に商業ビルとして生まれ変わり、美術館はそのビルの3階の一部を占めている。 ...続きを見る

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2016/07/25 18:51
清里フォトアートミュージアムで 井津建郎の「インド 光のもとへ」を観る
清里フォトアートミュージアムで 井津建郎の「インド 光のもとへ」を観る 清里4日目の朝を迎えた。 3日間傘を開くことがなかったが 残念ながら東京へ帰るこの日、雨が降る。 高燥な高原でも当然、梅雨があるのだ。 一時間のネイチャーガイドをキャンセル。 雨にけむる牧場を眺めながら、何のアイデアもわかぬままに、のんびり朝食をとった。 ソーセージ、生野菜、ヨーグルトに添えた焼きリンゴのジャムが美味しかった。 紅茶を2杯、たっぷりミルクを入れて頂いた。 旅先でうれしいのは、料理、配膳、下膳、皿洗いが完全に免除されることだ。 この後も、読書をして... ...続きを見る

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2016/07/10 18:18
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝 「ミケランジェロの建築に見る古代との闘い」と題された講演会が、パナソニック汐留ミュージアムで開かれた。 気宇壮大なテーマに魅かれ、パナソニック東京汐留ビルに出かけた。 この美術館は、オーナーの企業・旧松下電工の業務がら、建築、住まい、工芸、デザインなど、生活に関わりの深いテーマで、毎回小規模ながら興味深い展示を行っている。 ...続きを見る

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2016/07/03 12:15
儒教と日本人 東洋文庫ミュージアムにて
儒教と日本人 東洋文庫ミュージアムにて 東洋文庫ミュージアムで5月15日の土曜日、日本で受容された儒教に関する講演会が開かれた。 『もっと知ろうよ!儒教』という特別展に合わせたものだった。 ...続きを見る

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2016/05/16 23:51
歌川国芳とその系脈 「国芳イズム」展を観る
歌川国芳とその系脈 「国芳イズム」展を観る 練馬区立美術館で悳俊彦氏のコレクション「国芳イズム―歌川国芳とその系譜」が開かれている。 歌川国芳展は過去にも大規模なものが開催されているが、まとまった展示を観るのは私にとってはじめてのことだった。 コレクターである画家の悳(いさお)氏が国芳の魅力にとりつかれたのは、銀座三越で開かれた「鉄火の浮世絵師国芳」と題した展覧会がきっかけだったという。 昭和47年のことである。 「健康的で力強い生命感にあふれた」作品が、従来の古臭い浮世絵のイメージを覆したとか。 ...続きを見る

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2016/03/14 21:33
カラヴァッジョ展 西洋美術館にて
カラヴァッジョ展 西洋美術館にて 庭園美術館でカラヴァッジョ展を観たのはいつのことだったろう。 今回、西洋美術館で「日伊国交樹立150周年」を記念して再び「カラヴァッジョ展」が開催された。 ...続きを見る

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2016/03/12 17:52
ボッティチェリ展 東京都美術館にて
ボッティチェリ展 東京都美術館にて 友人の誘いがなかったら、今回もまた見逃していたかもしれない。 昨春、文化村ミュージアムで開催されたボッティチェリとルネッサンス展は、とうとう観ないままに過ぎてしまった。 昨今の上野の混み具合は尋常ではない。 絵を鑑賞するにも気合が要る。 美術を愛でる環境ではないだろう、と感じることもしばしばだ。 美術鑑賞はひたすら忍耐と隣り合わせである。 ...続きを見る

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2016/02/27 20:51
安野光雅美術館 津和野にて
安野光雅美術館 津和野にて 永明寺の参道を下り、高岡通りを渡って、新丁通りに出た。 偶然にも托鉢姿で歩くお坊さんに出会った。 袈裟の上に掛けられた条に、永明寺と書かれている。 今時、托鉢もないのだろうから、津和野の風景を彩る点景として、行きずりの観光客へのサービスでもあるのかもしれない。 先方から目礼されてちょっと恐縮する。 ...続きを見る

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2015/11/12 21:44
「風景画の誕生」展を観て
「風景画の誕生」展を観て ローマ教皇庁の書記官が、修道院の書庫にひっそりと眠っていたルクレティウスの「物の本質について」の写本を発見したことからルネサンスが始まったという。 ...続きを見る

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2015/10/29 23:18
アルフレッド・シスレー展
アルフレッド・シスレー展 練馬区立美術館で「アルフレッド・シスレー展」が開催中だ。 開館30周年記念として、印象派でも人気の高いシスレーは芸術の秋にふさわしい。 ...続きを見る

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2015/10/12 00:18
蔡國強展 横浜美術館にて
蔡國強展 横浜美術館にて ホームに停まっている横浜中華街行きの電車を見て、何と便利になったのだろう、と思いながら、まだ乗ったことがなかった。 Sさんが提案した「蔡國強展」を、開催している横浜美術館に観に行くためにはじめて利用することになった。 正直なところ蔡國強がどのような活動をしているアーティストかろくに知らずに参加したのは、直通で横浜へ行ってみたかったからでもある。 西武池袋線から副都心線で渋谷へ、さらに東急東横線を経由してみなとみらい線に... ...続きを見る

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2015/10/08 21:45
大塚国際美術館
大塚国際美術館 すべてがフェイクである。 といっても陶板画にはお金がかかっている。 コピーでもこれだけ揃うと圧巻である。 ノーフラッシュなら撮影OKなので、フェルメールにもフラ・アンジェリコにも「モナ・リザ」にも堂々とカメラを向けることができるのだ。 ...続きを見る

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2015/10/03 23:12
吉祥寺美術館にて 生誕200年記念「伊豆の長八」
吉祥寺美術館にて 生誕200年記念「伊豆の長八」 若者の町、吉祥寺で「伊豆の長八」という伝説的左官職人の展覧会をしている。 伊豆の長八こと入江長吉は、鏝絵の名手として知られ、伊豆の松崎には石山修武が設計した美術館がある。 つげ義春のマンガ「長八の宿」には、入江長八の漆喰細工を施した土蔵のある山光荘が描かれている。 松崎のこの旅館はつげ義春のマンガですっかり有名になってしまった。 ...続きを見る

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2015/09/22 23:44
無声映画「殉教血史 日本二十六聖人」を観る
無声映画「殉教血史 日本二十六聖人」を観る 幻想美術動物園の中を通って美術館へ。 工場生産品であるカラフルな動物や、全身タマリュウで覆われた熊のいる公園に面した美術館では、職人技を愛した彫刻家舟越保武展が開かれていて、そろそろ会期を終えようとしている。 その日美術館を訪ねたのは、舟越保武の代表作のひとつである、長崎西坂の二十六聖人殉教者記念碑に因み、無声映画時代の作品「殉教血史 日本二十六聖人」が上映されたからだ。 ...続きを見る

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2015/09/01 19:49
舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに
舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに 猛暑さなか、友人を誘うのも気が引けて、独り練馬区立美術館へ。 舟越保武彫刻展開催中の関連イヴェントとして、日大芸術学部教授の高橋幸次先生の講演があった。 ...続きを見る

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2015/07/31 21:58
小海線と 平山郁夫シルクロード美術館と 三分一湧水
小海線と 平山郁夫シルクロード美術館と 三分一湧水 「朝のうちは晴れているんですがねえ」と残念そうなホテルマン。 辛うじて一部稜線の見えていた富士山も雲に隠れ、朝食時にはもうぽつぽつと降り始めた。 ...続きを見る

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2015/07/25 21:40
鴨居玲展 東京ステーションギャラリーにて
鴨居玲展 東京ステーションギャラリーにて 先日、地域のサークル仲間から鮮やかな赤が目を引く「鴨居玲展」のリーフレットを見せられた。 その前に伯母の告別式で金沢に行った折、石川県立博物館へ寄っていて 常設展で鴨居玲の作品を見つけ、ステーションギャラリーで開かれている当展覧会のことを思い出した。 是非行かなくては、と思っていたところだ。 ...続きを見る

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2015/07/18 23:45
ヴァチカン教皇庁図書館展U 書物がひらくルネサンス
ヴァチカン教皇庁図書館展U 書物がひらくルネサンス 印刷博物館で開かれている「ヴァチカン教皇庁図書館展U」 美しいリーフレットが、かつて書物が放っていた圧倒的なオーラを記憶のかなたから呼び起こすようだ。 ルネサンス期の出版人アルド・マヌーツィオについて、雪嶋宏一氏と白井敬尚氏の対談のあった土曜日に印刷博物館を訪れた。 ...続きを見る

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2015/06/29 22:05
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館 鈴木大拙館からは木道の散策路が木洩れ日の下を本多公園まで続いている。 本多公園というのは藩政時代、加賀八家のひとつである本多家の下屋敷があったところだ。 現在、中村記念美術館、松風閣庭園がある。 私とHさんは、そろそろお腹も空いてきたことだし、石川県立美術館のカフェテリアで小休止しようと、「美術の小径」を上って行った。 階段沿いを辰己用水が滝となって流れ落ちてゆく。 前のページで紹介したマイクロ水力発電設備である。 ...続きを見る

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2015/06/06 19:38
鈴木大拙館と松風閣庭園
鈴木大拙館と松風閣庭園 最も有効な行動は、ひとたび決心した以上、振り返らずに進むことである。                            鈴木大拙著「禅と日本文化」より ...続きを見る

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2015/06/03 20:50
聖なる世界へ MOA美術館にて
聖なる世界へ MOA美術館にて 現在あるMOA美術館が開館したのは1982年というからかれこれ33年近くの歳月が流れているのだ。 当時から評判だったのは、美術館のアクセスに使うエスカレーター、そして尾形光琳の紅白梅図屏風、野々村仁清の色絵藤花文茶壺、さらに復元された豊臣秀吉の黄金の茶室である。 今回私にとってははじめての訪問になった。 ...続きを見る

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2015/05/27 22:45
ルオーとフォーヴの陶磁器
ルオーとフォーヴの陶磁器 フォーヴの陶磁器というのは珍しい。 アール・ヌーヴォーについてはガラス器だけでなく陶磁器にもその影響がうかがわれるが、フォーヴィズムの画家たちが絵付けした陶磁器とはいったいどんなものだろうか。 興味津々で出かけた先は「ルオーとフォーヴの陶磁器」展が開かれているパナソニック汐留ミュージアム。 土曜日の昼下がり、汐留周辺は盛り場の喧騒とは無縁なので、週末、静かに美術品を鑑賞したい人にはうってつけだ。 またパナソニック・ミュージアムは、照明に細心の注意が払われているので、時に気... ...続きを見る

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2015/05/10 16:54
邸宅美術館の誘惑
邸宅美術館の誘惑 「邸宅美術館」の一語に魅かれてしまう。 貴族の館や富豪の屋敷で、ごくごく内輪の集まりの機会にしか観ることのできない個人蔵の名品たち。 たとえば「エコール・ド・パリ殺人事件」のようにミステリアスな事件の発生する場、或は富を独占する一族に降りかかる悲劇、遍歴する美術品の数奇な運命…etc. 美術館のガイドブックなのに、妄想がふくらみ、それ以上を期待させる。 美しい写真で紹介される美術館は、大西洋をはさんだ15館。 アメリカの5館に、イタリア3館、ベルギー3館、フランス2館、... ...続きを見る

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2015/05/08 22:18
片岡球子展 そして藤田嗣治の「ハルハ河畔之戦闘」
片岡球子展 そして藤田嗣治の「ハルハ河畔之戦闘」 片岡球子展を観に東京国立近代美術館に出かけた。 近代美術館は久しぶりだ。 入館してみると、初老の女性が多く、片岡球子ファンが意外や女性に多いことを知らされた。 ...続きを見る

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2015/05/02 22:49
若冲と蕪村
若冲と蕪村 サントリー美術館で開催中の「若冲と蕪村」を観に行く。 若冲と蕪村をなぜ並べたのかというと、二人が同年に生まれていることによる。 同じ時代の空気を吸って画業を展開した二人が、共通の友人を含めどのような交友関係を持ち、中国の影響をはじめ生涯にわたりいかなる刺激を受けたか、に力点がおかれた展示内容だった。 ...続きを見る

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2015/04/24 23:49
小林清親展 リニューアルオープン後の練馬区立美術館にて
小林清親展 リニューアルオープン後の練馬区立美術館にて 練馬区立美術館で「小林清親展」がはじまった。 終日降り続く肌寒い日、雨をおして出かけた。 西武線中村橋駅より徒歩2〜3分。 敷地の角に開催中の特別展の看板が高く掲げられていたが、いつもと様子が違う。 美術館正面のアプローチ空間がすっかり様変わりしていた。 様々な動物のカラフルなオブジェが点在し、芝生は養生中とのことで立ち入り禁止になっていた。 それまでは、古賀忠雄作「森の幻想」がクスノキ?の木陰に建って唯一シンボル的な存在感を示していた。 その市民公園が楽しげな「幻... ...続きを見る

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2015/04/08 21:43
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 三菱一号館美術館にワシントン・ナショナル・ギャラリー展を観に行く。 ...続きを見る

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2015/03/15 18:56
みちのくの仏像 東京国立博物館にて
みちのくの仏像 東京国立博物館にて 東日本大震災の記憶が風化しつつある。 危機感を覚えるのは被災者だけではない。 性懲りもなく秘密主義の体質を変えられない東電による汚染の実態隠し。 四方を海に囲まれた日本が、公害を「水に流す」ことができたのは、自然の回復力が人為の汚染を上回っていた時代までだ。 未だに、水に流しておいて、口をつぐんでいよう、というのが東電の本音ではないか。 もしそうであれば、叡智を結集して持続可能性に賭けねばならない時代に、あまりにもアナクロニズムだ。 ...続きを見る

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2015/02/27 23:30
ブックデザイナー、受賞作を語る 印刷博物館にて
ブックデザイナー、受賞作を語る 印刷博物館にて 自らの作品について語るブックデザイナーの貴重な話を聴くことができました。 印刷博物館で開かれている「世界のブックデザイン2013−2014」展の講演会でのことです。 出席者は、アートディレクターの葛西薫氏、ブックデザイナーの佐藤亜沙美氏と濱崎実幸氏のお三方でした。 ...続きを見る

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2015/02/21 23:55
エコール・ド・パリとパスキン
エコール・ド・パリとパスキン 実は、パナソニック汐留ミュージアムの展覧会情報に接するまではパスキンのことをよく知らなかった。 この日、エコール・ド・パリの作品を中心に蒐集しているという熊本県立美術館から村上哲氏がいらっしゃって講演が行われた。 ...続きを見る

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2015/02/15 22:41
東京駅100年の記憶
東京駅100年の記憶 松本竣介の東京駅裏風景「駅の裏」が展示されているというので、その一枚の油彩画ために東京ステーションギャラリーに出かけた。 昨年が東京駅開業100周年にあたり、記念のSuica販売の際のJRの不手際がニュースになったばかりだ。 「東京駅100年の記憶」を写真、設計図、文学作品、絵画などの資料を通して振り返る趣向の展示だった。 ...続きを見る

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2015/02/13 23:55
ボストン美術館ミレー展 三菱一号館美術館にて
ボストン美術館ミレー展 三菱一号館美術館にて クリスマス気分が全くしない今年のクリスマス。 うちの美術館のミレー展もう観ました? 某銀行のMさんより言われ、三菱一号館美術館だから「うちの美術館」なんだ、と気づいた次第。 招待券を頂いて、クリスマスのその日に「ボストン美術館ミレー展」の会場へ。 (東京駅のプロジェクションマッピングが始まったというので、帰りにできればそちらの方にも寄りたいと考えたのだが、とてもその元気はありませんでした) ...続きを見る

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2014/12/26 21:08
シェイクスピアを追え!消えたファースト・フォリオ本の行方
シェイクスピアを追え!消えたファースト・フォリオ本の行方 本にまつわるミステリー、それも本物のドキュメンタリーなのだから、まだまだこの世には謎がいっぱい、わくわくさせられること間違いない。 まさに世界は劇場であり、一見平凡に見える世相にも、きっとドラマが潜んでいる。 シェイクスピアが戯曲に題材をとったような事件は時代が変われば違った様相を帯び、また新たなドラマが生まれるのだ。 一方、本そのものも数奇な運命をたどり、人間ドラマの悲喜劇に彩られる・・・ ...続きを見る

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2014/12/03 18:26
岩崎コレクション〜孔子から浮世絵まで 東洋文庫にて
岩崎コレクション〜孔子から浮世絵まで 東洋文庫にて 浮世絵の話を聴くために連休最後の日、東洋文庫ミュージアムに出かけた。 六義園の紅葉を見がてらにと思ったのだが、いつもは閉門している駒込駅近くの裏門が開いていて、チケット売り場に行列ができていた。 本郷通もいつもより人出が多く、いかにも暢気な行楽客が行き交っている。 ちょっと迷ったけれど、紅葉はパスして東洋文庫に直行することにした。 岩崎コレクションの浮世絵は特に保存がよいという。 講演前の時間、それらをじっくり観て過ごすことにしよう・・・ ...続きを見る

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2014/11/25 20:44
日本国宝展
日本国宝展 「日本国宝展」などという、はなはだ大雑把なタイトルの展覧会、以前にあっただろうか。 国のお宝といえば、どのようなジャンルのものでも一度は観ておかねばなるまい、という発想じたい、何だか恥ずかしくなるようなミーハーぶりだが 記念講演会が開かれる日だったので、連休初日の土曜日に東京国立博物館(東博)に恐る恐る出かけたのだった。 案の定、チケット売り場はさほど混雑していなかったものの、平成館は入場制限しており長蛇の列。 1時間待ちとのこと。 入場したらしたで、福岡市博物館所蔵の... ...続きを見る

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2014/11/23 19:41
「高野山の名宝 高野山開創1200年記念」 六本木・東京ミッドタウンにて
「高野山の名宝 高野山開創1200年記念」 六本木・東京ミッドタウンにて 「高野山の名宝」を観るためにサントリー美術館へ。 リーフレットやポスターでは、展示の主役は八大童子の中の制多伽童子のようだ。 運慶作、朱塗りの体躯と凛と張りつめた表情が若々しい。 八大童子のうち六体が運慶作。 (残りの二体は南北朝期の製作によるもので、その違いは歴然としている) ...続きを見る

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2014/11/14 22:26
ノルマンディー展 近代風景画のはじまり
ノルマンディー展 近代風景画のはじまり 雨の土曜日 損保ジャパン日本興亜美術館に「ノルマンディー展」を観に行った。 リーフレットのキャプションに 「絵にある風景(ピクチャレスク)」をめぐる旅」―イザベイ、クールベ、ブーダンからデュフィまで とあり 「印象派のふるさと」「近代絵画のはじまり」という副題がついていた。 ...続きを見る

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2014/11/02 22:34
塩沢湖秋景 軽井沢タリアセンにて
塩沢湖秋景 軽井沢タリアセンにて 富岡製糸場を見学した後、軽井沢に向かった。 ようやく晴マークのついたウィークデー、富岡製糸場の人出には驚いたが、なぜか軽井沢は塩沢湖畔、午後の風景は以下の通り、静謐そのものである。 車から降りたとたん、冷たく澄んだ空気が気道に流れ込んだ。 ほっと肩の力が抜ける瞬間である。 数日降り続いた雨の後で、一段と紅葉が進んだようだ。 高原の秋は早い。 ...続きを見る

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2014/10/27 21:26
ホイッスラー展 京都国立近代美術館にて
ホイッスラー展 京都国立近代美術館にて 東京でも開かれる特別展をわざわざ京都で観ることが時にある。 その日の行程は、京都府庁舎旧館見学の後、タクシーで岡崎の京都国立近代美術館へ、午後は北村美術館見学、府立医大の旧図書館の外観を眺めながらキャンパスを横切り、鴨川べりで川風に吹かれ、京都御苑を横断して宿に帰るというものだった。 気ままな散歩と美術館賞の旅… ...続きを見る

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2014/10/18 19:08
樂美術館を再訪する
京都駅の観光案内所で広域マップをもらって、地下街のイノダ・コーヒーで昼食の後、市営地下鉄で丸太町へ。 ぶらぶら歩いてゆく間にも、烏丸通沿いには門を鎖してはいるが大丸ヴィラ(非公開)があり、聖アグネス教会がある。 いちいち足を止めては、説明板を読んでいると瞬く間に時間が過ぎてゆく。 京都の町は一木一草、あだや疎かにできないと思うと、一向に前に進まないのだ。 ...続きを見る

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2014/10/14 18:14
北村美術館 京都にて 「秋更の茶」
昨夜の月食を観てから、秋が急に深まってきたような気がする。 北村美術館を訪れた時は、まだ去りがての夏が居座り、秋季取合展「秋更の茶」という題目もぴんと来なかった。 京都御苑の緑も、紅葉を予感させる前に、ただ力なく退色していくように見える季節。 ...続きを見る

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2014/10/09 21:27
オルセー美術館展
早々に紅葉した桜葉ががちらちらと歩道に舞い落ちる六本木。 「オルセー美術館展」を観るために国立新美術館へ向かった。 森美術館、サントリー美術館、そしてこの国立新美術館の3館で六本木アート・トライアングルという新しい美術のメッカが形成されてからもう何年が経つのだろうか。 最初は美術はやはり上野公園という長年の習慣から、六本木に違和感と、落ち着きのなさを感じたものだけれど、いつの間には美術ファンが通うエリアとして定着してきたようだ。 ...続きを見る

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2014/09/19 21:21
メトロポリタン美術館古代エジプト展 「女王と女神」
東京都美術館で「メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神」展が開かれている。 メトロポリタン美術館のエジプト・コレクションから出展された当企画展 「女王と女神」にテーマを絞り 1章ハトシェプスト女王にまつわる品々からはじまり、2章女神ハトホル、3章信仰された女神たち、4章王妃、王女たち…と続く展示構成になっている。 エジプト学はナポレオンの遠征時代から始まっているので、長い研究の成果が美術館のコレクションの充実をもたらしているのだろう。 ...続きを見る

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2014/09/08 21:45
ボヘミアン・グラス展
思わず外出を躊躇してしまうような猛暑の続く真夏の某日。 透明なガラスのたたずまいと空調の効いた美術館に涼を求めて、「ボヘミアン・グラス」展を観に行きました。 ...続きを見る

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2014/09/04 23:44
「建築家ピエール・シャローとガラスの家」 パナソニック汐留ミュージアムにて
パナソニック汐留ミュージアムに表記の展覧会を観に行った。 わざわざ建築家と断ってあるのは、ピエール・シャローがまず装飾家として出発した人で、従って正規の建築教育を受けていないからだろう。 インテリアデザイナーとしての仕事の幅は広い。 ...続きを見る

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2014/08/23 21:58
未知の画家「ヴァロットン展」についてのメモ書き
未知の画家フェリックス・ヴァロットンの展覧会を観るために三菱一号館美術館に出かけた。 地下鉄有楽町駅で降り、東京国際フォーラムの中庭に通りかかると 何かイベントでもあるのだろうか若い女性があちこちで長蛇の列をなしている。 猛暑にもめげずコンクリートジャングルの亜熱帯に集うエネルギーに圧倒される。 こちらは、一刻も早く「冷たい炎の画家」ヴァロットンの冷たい炎にあぶられたい?一心で急ぎ足になっていたので、彼女たちの目的までは確かめる余裕がない。 ...続きを見る

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2014/08/20 21:47
神品至宝 台北 故宮博物院展 講演と展示
故宮博物院展のシンポジウム等で東京国立博物館に足を運ぶこと三度目である。 日傘を差していても、焼けつくようなアスファルトの照り返しは容赦なく襲ってくる。 上野の森の、日陰を選びながら歩いているつもりでも、文字通り焼け石に水。 そんな土曜日の午後、東博研究員の塚本麿充(まろみつ)先生の講演を聴いた上で、展示もじっくり見学しよう、と意気込んで出かけたのだった。 ...続きを見る

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2014/07/27 17:56
「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」展シンポジウムに参加して
今日は七夕。 新暦では、織姫と彦星の逢瀬を祝う気分も盛り上がらない。 今夜も曇天… ところでこの行事、東アジアで広く行われているようだ。 文化の伝播はしばしば意外なほどが遠い地に及んでいる。 ...続きを見る

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2014/07/07 22:13
「日本におけるトルコ研究と東洋文庫」
表題の講演を聴くために東洋文庫に出かけた。 鈴木董先生によるオスマン帝国の歴史講義を同文庫で聴いて以来すっかり感化されてしまったようだ。 先生の著書「オスマン帝国の解体」を読み始めたところだ。 いわゆる「西洋の衝撃」がイスラム世界にどのような変容をせまったか。 学術的な述作ながら門外漢にも分かりやすく書かれていた。 ...続きを見る

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2014/06/14 23:06
オランダ・ハーグ派展
絵画は世界に開かれた窓である、という言葉がある。 先日観たバルテュスでは、窓から外を眺める少女が重要なモチーフになっていた。 絵画そのものが窓の隠喩であるならば、窓を描いた絵画はメタ構造をとっていることになる。 窓という想像力を喚起するモチーフが、無意識を二重に操作して、絵画にさらなる奥行を加えているのではないだろうか… ...続きを見る

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2014/06/11 19:56
伝統の果てに バルテュス展にて
どうしても観たかった「バルテュス展」 篠つく雨をおして都美術館に出かけた。 20年ほど前になるだろうか、ステーション・ギャラリーでバルテュス展が開かれたことがあり、観覧の機会を逸した悔しさが思い出される。 ...続きを見る

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2014/06/07 16:20
東洋文庫の世界
『トルコ』展、記念講演会の第二回目を聴講するために東洋文庫ミュージアムへ。 講師は前回と同じ東大名誉教授の鈴木董先生。 今回のテーマは「オスマン文化の形成と変容」 内容は多岐にわたり、鈴木董先生がオスマントルコの政治史、民族史ばかりでなく、文化史それも各論に至るまで造詣が深いのに驚かされた。 前回と同様、高速講義であった。 陶器や絨毯の文様を日常的にどこかで目にし、音楽を耳にしながら、オスマントルコについて学ぶ機会は多くはない。 ...続きを見る

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2014/06/01 22:50
トルコ展記念講演会 『オスマン帝国という国家』 日本・トルコ国交樹立90周年
東洋文庫ミュージアムで「トルコ展」が8月10日まで開かれている。 その記念講演「オスマン帝国という国家」を聴講した。 講師は東京大学名誉教授の鈴木董先生。 イスタンブール大学に3年間留学をされていて、あのヘンテコ?で優美なアラビア文字がお上手だという。 B4に手書きされたレジュメが2枚。 約650年というオスマン帝国の興亡史を1時間半で突っ走った。 その情熱にすっかり巻き込まれてしまった。 過去の無文字時代の記録は乏しく、まだまだ研究課題が山積しているようだ。 そ... ...続きを見る

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2014/05/26 20:03
「モディリアーニを探して」 ポーラ美術館にて
箱根のポーラ美術館に出かけた。 あいにくの雨模様… 箱根で雨の記憶は少なくない。 ...続きを見る

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2014/05/23 22:20
アビランド家の秘蔵コレクション フランス印象派の陶磁器展
「フランス印象派の陶磁器」とはどのようなものなのだろう… 興味津々でパナソニック汐留ミュージアムに出かけた。 加えて滋賀県立陶芸の森の学芸員、三浦弘子さんの作品解説を聴きながら紅茶を頂くという催しがあった。 展示は後で観ることにしてまずティーサロンの会場へ向かった。 真っ白なテーブルクロスで覆われたテーブルにカヌレやタルト・フリュイなどプチフールの盛られた皿とティーカップが並び、思わず友人と顔を見合わせにっこりしてしまった。 同席した6名のうちのお一人はラッキーなことに... ...続きを見る

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2014/05/17 22:54
山岳映画「聖山」と「アイガー北壁」を観て
写真美術館にて、山岳映画の上映会があった。 アーノルド・ファンク監督による黎明期のドイツ山岳映画をはじめ、「剱岳 点の記」まで16作品が上映された。 ...続きを見る

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2014/05/01 18:58
観音の里の祈りとくらし展 ―びわ湖・長浜のホトケたち― 
観音像を訪ねて、湖北をめぐり歩いたことがあった。 紅葉で彩られた季節が終わり、晩秋から冬へとさしかかる頃だった。 旅をともにした母の友人を敦賀で見送った後、京都へもどったのだが、雪のために列車が遅れ、湖西線が立錐の余地もない、すし詰め状態だったことなども懐かしく思い出す。 ...続きを見る

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2014/04/09 20:47
川合玉堂美術館
どこにでもあるようで、どこにもない絵・・・ 川合玉堂の作品を評したその言葉をどこかで読んでなるほどと思ったことがあった。 ...続きを見る

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2014/03/28 19:05
圧巻!モリソン書庫 東洋文庫にて
前から気になっていた東洋文庫。 ちょうどチベット映画「静かなるマニ石」の上映会があり、初訪問となった。 六義園の近くなので、枝垂桜の開花状況の観察も兼ねて、園内を散歩しながら、染井門より正門へと通り抜けた。 残念ながら3月23日現在、桜の方は写真の通り蕾のままだった。 見ごろは今週末くらいだろうか。 ...続きを見る

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2014/03/26 16:35
吉川英治記念館へ行く 青梅梅便り
真冬に逆戻りした日の翌日は晴れわたり、気温も5度ほど高くなったようだ。 川合玉堂美術館を訪ねた後、二俣尾駅より吉川英治記念館を目指して歩き始めた。 途中で花の手入れをしている老婦人に道を訪ねた。 都心でさえ30pの積雪をみたこの間の雪は、青梅では70p近くも降り積もったという。 北斜面の林間にはまだらに雪が残り、軒下の雪はいつまで経っても消えないでいる。 ...続きを見る

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2014/03/13 14:04
「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」
英国美術の展覧会が現在、東京の3か所の美術館で開催されている。 一つは先日アップした「ラファエル前派」展(森アーツセンターギャラリー 〜4/6) もうひとつは東京ステーションギャリーで開かれている「プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在」(〜3/9) そしてこれから感想を記すつもりの三菱一号館美術館で開催中の「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」(〜5/6)だ。 ...続きを見る

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2014/03/02 13:44
「伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」
伊万里の染付が鮮やかに、薄闇の中に浮かびあがって見えた。 サントリー美術館の展示室へ足を踏み入れるなり、佐賀県立九州陶磁文化館の柴田夫妻コレクションが思い出された。 やはり来てよかった。 学生時代の友人たちと何とか日程を調節して有田、唐津へやきもの旅行をしたのは10年以上前のことになる。 珍道中だった。 長崎空港に降り立つと、2泊3日を有効に使うべく、路線バスに飛び乗ったものだ。 旅の主旨から佐賀県立九州陶磁文化館は外せない訪問先だった。 ...続きを見る

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2014/02/26 15:36
ラファエル前派展 森アーツセンターギャラリーにて
「ラファエル前派」って何?という人が多いのではないだろうか。 高校の美術史程度では、さらっと触れて通り過ぎてしまうだけなのでは。 かくいう筆者もご同様である。 たまたまケネス・クラークの「ゴシック・リヴァイヴァル」を読んでいた時、そもそも「ゴシック」とは何ぞや、という非常に興味深いテーマに触れて、通俗なイメージしか持っていなかった「ラファエル前派」がにわかに気になりだした。 ...続きを見る

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2014/02/23 18:20
「笑う美術館館長 名画を語る」 クリーブランド美術館展にて
日曜日「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」を観に東京国立博物館(トーハク)に出かけました。 当日、秋田県立近代美術館館長による作品解説があり、「笑う美術館館長 名画を語る」という副題にも誘われました。 ...続きを見る

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2014/02/04 17:30
さわ ひらき UNDER THE BOX, BEYOND THE BOUNDS
東京オペラシティ・アートギャラリーに「さわひろき」の映像作品を観に行く。 ...続きを見る

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2014/02/01 19:32
『魯迅の言葉』ができるまで 印刷博物館にて
「世界で最も美しい本コンクール2013」で銀賞を受賞した「魯迅の言葉」 この本は、題名が示すとおり魯迅の箴言の中から日本人向けの内容を選んで編集したものだ。 平凡社と中国の三聯書店との共同制作であり、三聯書店は日本でいえば岩波書店にあたる存在らしい。 中国版の方は白で、日本版は赤という、両極端の色で装丁されているのが面白い。 ...続きを見る

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2014/01/27 19:28
ケネス・クラーク著「風景画論」を読む
ケネス・クラークの風景画論を読んでいると、絵画に及ぼす「観念の歴史」が走馬灯のように過り、著者自身が最初に断わっているように、美術史ではないにもかかわらず、何気なく美術館で目にする作品に、人類の「眼の歴史」が凝縮されていることに気づき、圧倒されずにおられない。 彼があるひとつの美術作品に言及していれば、その明晰な解説を実地に確かめるべく、当の作品が展示されている美術館に今すぐ走ってゆきたいような気持ちにさせられる。 批評や評論的論述はかくありたい、と思うような一書である。... ...続きを見る

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2013/12/30 22:33
カイユボット展―都市の印象派
「都市の印象派、日本初の回顧展」と銘打たれた「カイユボット展」(〜12/29) 会期終了間近になって会場のブリジストン美術館を訪れた。 ...続きを見る

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2013/12/26 22:00
モネ展 風景をみる眼
クロード・モネと、その同時代の画家の作品に、ガラス工芸のガレ、及びロダンによる当時の評論家の胸像などを加えた特別展である。 西洋美術館の松方コレクションとポーラ美術館所蔵の作品のみで構成されている。 ...続きを見る

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2013/12/18 17:54
吉岡徳仁―クリスタライズ 東京都現代美術館にて
「かたち」は、自分にとって、もっとも重要な要素ではありません。極端なことを言ってしまえば、「かたち」はなくていいとさえ思っています。ですから、自分のデザインは、「かたち」を消していくほうへと、いつも向っていくんです。 ...続きを見る

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2013/12/07 22:10
うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)
東京都現代美術館にて、目的の特別展と並行して開かれていた「うさぎスマッシュ展」 「世界に触れる方法(デザイン)」という副題がついていたので、その意図を何となく想像できはしたが、入場するまでは分からない。 「うさぎ」とは「不思議の国のアリス」をワンダーランドへと誘ううさぎのこと。 入場者は全員「アリス」である。 ...続きを見る

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2013/12/05 18:24
印象派を超えて点描の画家たち
展覧会のタイトルは「印象派を超えて―点描の画家たち」 「ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」とあり、「クレラー=ミュラー美術作品を中心に」と小さく添え書きされたパンフレットには、さらに「ゴッホと色彩の旅へ」 ...続きを見る

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2013/11/26 18:28
「ターナー展」を観て
ターナー展に行く。 高校生の頃からよく上野に行っていたが、年とともにまた欲が出てきたのだろう。 秋にはどこの美術館も力の入った企画を出してくるので、何と上野4館(トーハク、西洋美術館、都美術館、藝大美術館)混雑にもめげず今秋はすべて踏破?した。 都美術館は久しぶりだ。 正面玄関へのアクセスにいつの間にかエスカレーター、エレベーターが完備している。 さすが来館者も高齢化がすすみ、各館バリアフリー化が進んでいるのだろう。 トーハクのあの重厚な表慶館でさえ、背後に回るとエレ... ...続きを見る

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2013/11/22 19:58
モローとルオー 汐留シオサイト1区にて
「モローとルオー」展を観るためにパナソニック汐留ミュージアムに出かける。 まだ11月半ばというのに町はもうクリスマスの電飾風景が展開している。 パナソニック・ビルが面する旧新橋停車場跡地の広場だから特に照明に力が入るのだろう。 ...続きを見る

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2013/11/17 11:46
内覧会で再び洛中洛外図を観る
東京国立博物館で開催中の「京都 洛中洛外図と障壁画の美」 当ブログにすでにレポートを掲載しているのだが、内覧会というので今度こそ国宝上杉本をじっくり観られると期待して、木枯し1号の吹く日に上野に出かけた。 美術館が休館する月曜日だったせいか、雨上がりの上野公園はいつもより人が少ない。 ...続きを見る

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2013/11/13 22:18
シンポジウム「幻の民族学博物館」に参加して
過去にも関連のテーマで当ブログに何度か拙文を載せたことがあるが その後、「アチック・ミューゼアム(屋根裏博物館)」の民俗資料を受け継ぐ大阪吹田の国立民族学博物館(民博)を訪ねることもできた。 万博の跡地に建つ「民博」は建物、コレクションともに大規模なものである。 社会見学の小学生の団体以外は、マニアックな?独行の見学者をちらりほらりと見かける程度の静か過ぎる平日の博物館だったけれど。 今回のシンポジウムのパネリスト、民博館長・須藤健一氏は、閑古鳥の鳴いている各地の博物館の... ...続きを見る

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2013/11/11 23:24
リアリズム絵画入門
いかにも堅苦しい題名は、これから写実絵画を目指そうという画学生を念頭に置いて書かれたものだからかもしれないが、一般の美術ファンにとっても絵画の観方を進化させる手助けとなる良書である。 著者である野田弘志の作品をホキ美術館で観て、写真という記号表現の彼方、或いは奥行き、そして時間の経過まで表現するのが写実絵画であることを納得した。 ...続きを見る

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2013/11/09 18:52
興福寺仏頭展 東京藝術大学大学美術館にて
上野駅公園口の改札を出ると、雨が降り始めていて、傘を持たない人たちが思案顔で空を見上げている。 生憎の空模様だったが「興福寺仏頭展」に出かけた。 今回は、どうしても観たいという母の熱意に押された。 これを観ればもう奈良へは行かなくてよい、という母の言葉もどこか心細いが、さすが年齢を感じているのだろう。 ...続きを見る

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2013/11/02 18:37
写実の迷宮 ホキ美術館にて
ホキ美術館は自然光をとり入れたり、絵画を展示するためにピクチャーレールでなくてマグネットを使用するなど、様々な新機軸を打ち出しながら、建物自体はいたってシンプルだ。 展示品を一筆書きの動線で鑑賞することができる。 美術館というより大きなギャラリーという印象だ。 あえて「迷宮」とタイトルにつけたのは、従って建物の構造のことではなくて、「写実」の奥深さのことをいう。 ...続きを見る

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2013/11/01 19:29
京都 洛中洛外図と障壁画の美
特別展「京都 洛中洛外図と障壁画の美」を観るために東京国立博物館に出かけた。 雑誌でも京都特集をすると販売部数が伸びるというくらいだから、紅葉の季節、まさにトップシーズンの京都をクローズアップすることによってさらに来館者を増やそうという目論みかもしれない。 ...続きを見る

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2013/10/20 13:44
山梨県立美術館 芸術の森公園にて
県庁所在地に行くことがあれば県立美術館を訪ねることにしている。 東京の美術館に比べると驚くほど静かなので、ゆったりした空間で美術品を思う存分楽しむことができる。 本来美術とはこうして観るものだったのだ! ...続きを見る

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2013/10/14 10:29
ミケランジェロ展 西洋美術館にて
Kさんと待ち合わせをすると、私が待つことになるのは目に見えているのだけれど(^_^;) やはり早く着いてしまった。 東京文化会館でコンサートのパンフレットを眺めた後、西洋美術館の前庭で写真撮影に時間を潰していると、案の定メールが入って、5分ほど遅れるという。 地獄門前にて待つ、と返信する。 ...続きを見る

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2013/10/12 19:35
野の花として生くる。「宮芳平」展
生誕120年を迎えるという、未知の画家「宮芳平」展に出かけた。 パンフレットに 「森鷗外に愛され、野の花のように生きた、画家M君の生涯。」とある。 「野の花にように」とはまた手擦れした形容だが 森鷗外の「天寵」の中で、M君は表現者としてまことに誠実、かつ正直極まりない人間として描かれている。 若さゆえの傲慢や創造者としてのヒロイズムなど微塵も感じられない。 森鷗外の筆が淡々とけれんみのないのがなおさらM君の飾らない人柄を深く印... ...続きを見る

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2013/09/26 21:44
日本の曼荼羅 仏と神が織り成す宇宙
「日本の曼荼羅 仏と神が織り成す宇宙」と題した講演を聴くために、「曼荼羅展」開催中に再び根津美術館を訪れた。 猛暑にもかかわらず表参道を歩くのが苦にならないのは、ケヤキ並木が深々と影を落としているからだ。 行く先に樹木のこんもり茂ったオアシスが待っていてくれると思えば、なおさらうれしい。 ...続きを見る

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2013/09/02 21:34
曼荼羅展 根津美術館にて
「曼荼羅」をテーマにした特別展を観るために根津美術館へ出かけた。 ...続きを見る

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2013/08/06 21:50
軽井沢千住博美術館へ行く
軽井沢に千住博美術館を訪ねた。 ...続きを見る

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2013/07/25 17:08
モダン・パリの装い ファッション・プレート展にて
練馬区立美術館では鹿島茂のコレクションから蔵書やファッション・プレートを公開しており、今回はその3回目・最終回だそうだ。 19世紀から20世紀初頭のパリの風俗… どんなにきれいだったことか… 戦前のフランスを知る人によれば、避暑地などのファッションは、ため息の出るほど美しいものだったそうだ。 猛暑の中休みとはいえ、天災的な記録を更新する日本の夏は、おしゃれをする余地はなさそうだ。 涼風が立ち初め、心の余裕が戻る?日のために、装うことに血道をあげたパリの風俗を勉強しておこ... ...続きを見る

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2013/07/17 17:26
夏目漱石の美術世界展
チェックしてはいたのですが、結局出かけたのは会期終了間近のことでした。 芸大美術館の企画展としては文学的なテーマが意外です。 訪れた日は土曜日で、老いも若きも美術作品を前に熱心に漱石の眼差を追体験していました。 漱石人気の普遍性を印象付ける盛況ぶりでした。 ...続きを見る

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2013/07/05 21:17
トーハク日帰りアジア旅行
東京国立博物館の東洋館が今年1月リニューアル・オープンした。 耐震補強工事などのため、閉館は足掛け4年に亘った。 連日見学客でにぎわう平成館をよそにひっそりと静まり返っていたのが、少々寂しかったのだが、このたび生まれ変わって照明がLEDになるなど、展示の仕方もぐっと洗練された。 公式サイトに掲載されている「トーハク日帰りアジア旅行」というショートムービーがよくできていて、友人と約束したのが一カ月以上前のこと。 我々も仏像を訪ねながらシルクロードに沿ってバーチャルトリップす... ...続きを見る

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2013/06/30 20:19
霖雨(ながあめ)の文様 東京国立博物館東洋館にて
上掲の布はインドネシア・ジャワ島の腰布で 「ウダン・リリス文様印金バティック」と解説されていた。 ...続きを見る

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2013/06/28 16:42
源氏絵と伊勢絵 ―描かれた恋物語
GWの合間に丸の内の出光美術館に出かけた。 出光といえば、本屋大賞に選ばれた「海賊とよばれた男」は出光興産の創業者出光佐三をモデルにした小説だそうだそうだ。 門司の出光美術館は、出光佐三の生涯に展示室を大きく割いているが、丸の内の方はもっぱら企画展とコレクションの紹介、四季折々の茶室の設えからなる。 窓からは皇居を見下ろす。 ほぼ正面に桜田門が見え、左手に警視庁が望める。 ...続きを見る

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2013/04/30 18:41
古賀忠雄の世界
練馬区立美術館前の広場に「森の幻想」と名付けられたブロンズ彫刻が建っている。 周囲の木々の梢ほども高い台座の上で、天を指すように… 一見して、日本の古い伝統とは隔絶した印象を与える。 二人の天使が背中合わせに立ち、その羽の上に、裸の少年が両手をあげて座っている。 平和で、希望に満ちた寓意を感じさせるのだが、彫刻家の意図は俄かには測り難い。 しかし、周囲の緑に溶け込んでいて、像を見上げるものは、いかにも安らいだ、のびやかな心地にさせられる。 ...続きを見る

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2013/04/27 17:46
牧野邦夫 ―写実の精髄展― 練馬区立美術館にて
写実といえば、一昨年、同美術館にて「マドリード・リアリズムの異才」として「グスタボ・イソエ(磯江毅)展」を観たのだった。 ヨーロッパ絵画の伝統である「写実」の意味を、異邦人としてのイソエだからこそ、辺境にある日本の一般の美術愛好家にも、鋭く、深く、その意味を問い直させることができたのだ、という感想を抱いた。 ...続きを見る

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2013/04/20 21:11
尾張徳川家の雛まつり
黒門を潜ると、正面に徳川美術館、右手に蓬左文庫、左手が庭園「徳川園」だ。 徳川美術館といえばまず国宝源氏物語絵巻を所蔵しているという一点だけでも、折あらば訪ねてみたいと思い続けてきた美術館のひとつだ。 今回は、「尾張徳川家の雛まつり」ということで、春に先がけて華やかな女の祭りの気分に浸ることにした。 肝心の源氏物語絵巻の方は、劣化を恐れて、ごく短期間しか展示されないとのこと。 主に、模本、レプリカ、映像、抜書、謡本、屏風などから後世に及んだ源氏物語の影響を「源氏物語の世界... ...続きを見る

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2013/02/27 21:12
「漆という力」黒田辰秋&田中信行  豊田市美術館にて
豊田市美術館を訪れた。 市立の美術館としては、ずいぶん贅沢な建築だ。 黒田辰秋作品と美術館そのものの見学が目的だったが、タクシーの運転手は物好きな客(わざわざ東京から?)だと思ったらしい。 円安で活気づいた豊田の町を想像していたところ 給料は上がらず、企業の内部留保が増える一方のようだ。 グローバル化する経済の実態的、心理的圧力が働くからか。 一流企業までブラック化しているという指摘は本当なのかもしれない。 ...続きを見る

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2013/02/26 20:50
「日本の民家一九五五年」展を観る
上掲の広告写真が印象に残り、新聞から切り抜いて手帳に挟んでおいたところ、間のよいことに友人より連絡があった。 日本列島が強い寒気に見舞われた日曜日、パナソニック汐留ミュージアムに出かけた。 休日のビジネス街は閑散としていて、美術館の企画展も建築関連に絞ったテーマのみを扱うので、ゆっくりと心ゆくまで鑑賞できるのがうれしい。 好きな美術館のひとつである。 ...続きを見る

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2013/02/25 14:18
初音の調度 「尾張徳川家の至宝」展にて
「初音の調度」と国宝・源氏物語絵巻「東屋二」を観るために、江戸東京博物館に出かけた。 冷たい北風が吹きすさぶ日だったが 「尾張徳川家の至宝」展は、鶯の初音から新春を連想させる豪華な企画展になっていた。 ...続きを見る

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2013/02/09 21:40
「書聖 王羲之」展を観て
久しぶりに上野に出かけた。 この前に来た時はまだ上野公園の一角が工事中だった。 噴水の周囲はすっきりと整理され、広場の正面に東京国立博物館の本館が以前より際立って見える。 噴水の周辺は江戸時代には寛永寺の根本中堂が建っていたところだ。 無残なほど枝下ろしされてしまった木々も見られ、路上生活者のささやかな「家」も撤去されたようだ。 都美術館へ到る道の前方にスターバックスが、交番を曲がった辺りにはカフェテラスが開店していた。 相変わらず学生も多く、人出の多いのは相変わらずだ。... ...続きを見る

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2013/02/01 19:53
清春芸術村にて
清里に行く途中、中央線を小淵沢の一駅手前の長坂駅で下車して「清春芸術村」に行く気になりました。 白樺派のファンでもなく、吉井画廊は知っていましたが画廊主の吉井長三の業績についても無知のまま、谷口吉生と安藤忠雄の建築に魅かれて立ち寄ったのです。 ...続きを見る

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2012/06/16 21:37
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館がオープンしたのは2004年10月。 すでに8年近くの歳月が流れて、今やすっかり市民生活にとけ込んだ、といったところだろうか。 今回ようやく内部を観ることができて、その開放感、軽やかさ、明るさ…に、従来の美術鑑賞というしかつめらしい体験がずっと気楽なものになっているのを感じた。 透明なガラスで囲われた円形の空間は、街との境を意識させない。 塀もなく、道路から直接芝生を踏んでエントランスに至る。 ...続きを見る

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2012/06/10 13:52
「今和次郎 採集講義」 汐留シオサイトにて
「今和次郎 採集講義」展を観に、パナソニック汐留ミュージアムに行く。 今和次郎といえば… 柳田國男門下での民家研究にはじまり、関東大震災後は銀座の風俗採集、バラック装飾社の設立、戦時中は東北地方農村の冷害対策としての郷倉の調査・設計、積雪地方の住宅の調査・設計、戦後は羽仁もと子らとともに生活改善運動に取り組み、「男子にも家政を」と提唱するなど、その仕事の全貌は、ボーダレスで多岐にわたる。 民俗学という新興の学問には、セクショナリズムの足かせもなかったろう。 生活に密着した... ...続きを見る

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2012/02/13 20:14
能面と能装束 三井家伝来品より
東大地震研の統計学的試算によれば、M7クラスの首都圏直下型地震が4年以内に起こる確率が70%とか。 この数字からは明日起こってもおかしくない。 ...続きを見る

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2012/01/26 19:12
個人美術館の愉しみ
インターネットの内容が今ほど充実していない頃は、美術館のガイドブックはやはり便利なものだった。 しかし、こんなに「愉しい」「ガイドブック」はなかった。 ...続きを見る

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2011/12/01 19:19
碌山美術館秋景
碌山美術館を訪れたのはもう30年以上前のことになるだろうか。 尖塔に不死鳥を頂く教会風の建物は、安曇野のシンボルとしてあまりにも有名なので、はじめて訪れた人でも、既視感を覚えるかもしれない。 ...続きを見る

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2011/11/15 19:35
「ウィーン工房1903−1932」展 汐留ミュージアムにて
以前から一度訪れてみたいと思っていた「パナソニック電工 汐留ミュージアム」 今回、生活のあらゆるシーンでそのモダンなデザイン力を発揮した「ウィーン工房」展が開催され、おまけにその当時の音楽も聴けるということで、観覧した後レクチャー・コンサートに参加しました。 ...続きを見る

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2011/11/14 15:22
「ちひろと香月 母のまなざし、父のまなざし」 安曇野ちひろ美術館にて
安曇野は松川村のちひろ美術館を訪れた。 「香月泰男生誕100年記念 ちひろと香月 母のまなざし、父のまなざし」という特別展が開かれていて、同行者が香月泰男の作品をまとめて観たいと言ったのがきっかけだった。 香月泰男は戦後の抑留体験を描いたシベリア・シリーズで有名だが、今回の展示は、互いに面識のなかった二人の画家を、父と母の視点から作品を選んでドッキングさせている。 ...続きを見る

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2011/11/12 18:51
安曇野挽歌 田淵行男写真文集
安曇野へ行こう、と思った時に、この写真集を手にとった。 すでに購入できない本なので、図書館より貸し出した。 出版されてからすでに30年近くの歳月が流れ、掲載された写真の中には、さらに20年余の時間を遡るフィルムより現像されたものがあった。 今から50年前の安曇野の風景が蘇る。 ...続きを見る

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2011/11/07 16:15
「イケムラレイコ うつりゆくもの」 東京国立近代美術館にて
明日から秋晴れの三連休がはじまる。 いよいよ各美術館は一年で最も力の入った企画を並べ、美術ファンが大挙して上野、六本木トライアングルやここ皇居周辺にやってきて、美術館のハシゴをすることだろう。 混雑する前に、以前から気になっていた「イケムラレイコ展」を観るために、東京国立近代美術館を訪ねた。 ...続きを見る

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2011/10/07 17:45
マドリード・リアリズムの異才「磯江毅=グスタボ・イソエ展」
美術館前の広場には、せめてもの涼を求めて木陰で憩う人々がいる。 週日の昼下がり、閉館まで2時間はありそうなので、練馬区立美術館を訪れた。 ...続きを見る

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2011/09/16 21:20
「日本画どうぶつえん」 山種美術館にて
広尾三丁目の山種美術館を訪れました。 氷川神社の森では、降るように蝉が鳴きしきり 夏休みに入った近隣の学校はひっそりとしています。 ...続きを見る

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2011/08/05 22:44
空海と密教美術展 東京国立博物館にて
国宝多数が展示される「空海と密教美術展」が東京国立博物館ではじまった。 パンフレットに「国宝重要文化財98.9%」とある。 商売っ気たっぷりのキャッチコピーに苦笑させられる。 独立採算制をとるようになって久しいが、公立美・博物館の現在を語っている。 ...続きを見る

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2011/07/29 20:37
岡崎界隈
山鉾巡行というハイライトを迎えた今日 祇園祭さなかの京都はきっと半端な暑さではないでしょう。 ...続きを見る

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2011/07/17 22:25
松伯美術館 アカマツの林間に
「あなたも描くのでしょう?」 赤松の梢高々と咲くノウゼンカヅラを眺めていると背後から声がした。 青と朱色の対比がいいでしょう… と、白髪の女性が、画題として目前の風景を吟味しているふうである。 展示替えのある度に大和文華館を訪れるそうだ。 ...続きを見る

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2011/07/14 19:39
鉄斎展 大和文華館にて
近鉄京都線を大和西大寺で乗り換え、学園前で下車した。 30年以上前に一度来たことがあるのだけれど、まるで見覚えのない駅だった。 日盛りに客待ちをしているタクシーに乗って大和文華館へ向かった。 (あっという間に着いてしまうので、炎天下でも歩いて行ける距離だ) ...続きを見る

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2011/07/12 21:15
フェルメールからのラブレター展 京都市美術館にて
「フェルメールからのラブレター展」を京都市美術館にて観た。 京都のあとは、宮城県美術館からBunkamuraザ・ミュージアムへと巡回する。 東京で観られるものをわざわざ京都で観るのはちょっと贅沢なように思われるかもしれない。 東京では特別展の混雑がひどく、落ち着いて鑑賞する環境にないことが往々にしてあるので、これは決して酔狂な選択ではないのだ。 ...続きを見る

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2011/07/10 08:05
青木繁展 京都国立近代美術館にて
京都国立近代美術館で「青木繁展」を観る。 7月10日の会期終了後は、東京のブリジストン美術館(7/17〜9/4)に巡回するので、わざわざ京都で観なくてもよさそうなものだが、あまりの暑さに外歩きをあきらめて美術館に避難!することにしたのだ。 結果的に日曜日であるにもかかわらず、東京の美術館よりゆったりと鑑賞することができて、贅沢な時間を過ごすことになった。 ...続きを見る

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2011/07/05 21:53
ヴィジェ・ルブラン展 三菱一号館美術館にて
汗ばむような晩春の日射しに、ケヤキの若葉が涼しげだ。 東京国際フォーラム前の広場を過ぎて、三菱一号館美術館に向かう。 マリー・アントワネットを描いた画家として知られるヴィジェ・ルブラン展と、美術館として復元されたジョサイア・コンドル作の銀行建築の両方がお目当てだった。 昨年暮れに、ヴィジェ・ルブランの自画像が出品された東郷青児美術館開催「ウフィッツィ美術館自画像コレクション」を見逃してので、ちょうどよい機会だった。 ...続きを見る

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2011/05/03 17:14
江戸琳派「転生する美の世界」を観て 
ほれもせす ほれられもせす よし原に 酔てくるわの 花の下かげ ...続きを見る

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2011/02/17 20:41
対談集「美術館をめぐる対話」
人は何を求めて美術館に行くのだろうか? そんなの決まっているじゃないか、好きな美術作品を観るためさ。 という即答が返ってくるには今日、美術館に求めるものがもっと多様化しているように感じる。 いずれにせよ来館者のほとんどが非日常の空間で何らかの刺激を受けることをひそかに期待しているに違いない。 ...続きを見る

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2011/01/16 18:39
「ドガ展」を観る  横浜美術館にて
国内では21年ぶりだというドガの回顧展を観に横浜美術館へ行く。 会期終了は大晦日。 初期の作品から晩年の作品まで、約120点(うち修復中のオルセー美術館から46点)を一度に観られる機会はめったにない。 ...続きを見る

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2010/12/16 18:22
信濃デッサン館にて
ふかふかと落ち葉の堆積した山道を、中禅寺から前山寺まで歩いた。 塩田平を一望する高台には、ひっそりと紫陽花の返り花が咲いていた。 ...続きを見る

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2010/11/12 17:30
南京新唱 会津八一について
三井記念美術館の入口に「自註鹿鳴集」が平積みされているので 「奈良の古寺と仏像〜会津八一のうたにのせて〜」を観に行く人は 奈良へのガイドブックとしても是非一冊購入して欲しいものだと思う。 和辻哲郎の「古寺巡礼」と並んで、少なくとも私にとって、奈良への憧憬を熱く語る本としては双璧である。 ...続きを見る

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2010/07/18 17:28
奈良の古寺と仏像 會津八一のうたにのせて 三井記念美術館にて
三井記念美術館は、平成17年10月にオープンして以来、気になっていた美術館である。 今回は、「會津八一のうたにのせて」というサブタイトルに魅かれて、奈良の寺々から「出品」された仏像を観るために、はじめて訪れることになった。 ...続きを見る

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2010/07/15 23:40
何必館
上高野を訪ねた後、京阪電車を祇園四条で降りた。 四条通に吊り下げられた提灯が祇園祭のはじまりを告げている。 和菓子屋の店先に外郎生地に小豆をのせた三角形の「水無月」が並んでいる。 夏越しの祓の時に、京都人が無病息災を祈って食べる菓子だ。 ...続きを見る

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2010/07/06 21:19
「アートを始めるまえにやっておくべきこと」 椿昇+後藤繁雄
松任谷由美へのインタビューで、創作へのインセンティブは何か、と問われて、才能の無い人への憎しみ、というように答えていたように記憶している。 すごく正直な人だなあ、と思う一方で、そこまで言わせるのは何なのだろう、と考えた。 或いは、才能が無いのに売れている人に対する憎しみ、ととれば至極穏当な答えだが。 ...続きを見る

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2010/01/20 22:02
紫陽花舎随筆(あぢさゐのやずゐひつ)
江戸の粋、と言われて、その美意識を忽ち合点できる文化状況に今はないのだ、ということを鏑木清方の随筆を読みながら痛感する。 そこで、清方の書き遺した開化期の文化をめぐる文章を読むことは、霞の彼方に朦朧と垣間見える、失われた時を求めて、たどたどしく日本の美の伝統という川の流れを遡ってゆくことにほかならないとつくづく思うのだ。 ...続きを見る

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2010/01/08 19:55
鏑木清方展 東京ミッドタウンにて
鏑木清方と言えば、三遊亭圓朝や樋口一葉などの肖像画を除いては、私にとって、美人画家というより市井の風俗を描いた挿絵画家としての方が親しみやすい。 時には紫陽花舎(あぢさゐのや)の落款を用いたという画家はまた、紫陽花を殊のほか愛した「夏の画家」でもあった。 風鈴売りなどの物売りや行水や氷の旗…etc. ...続きを見る

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2010/01/04 22:44
根津美術館 表参道にて
冬至の日、10月にリニューアルオープンした根津美術館を訪れた。 最後に訪ねたのは2006年の春だったと思う。 それから間もなく美術館は改築のため3年半の休館に入ったのだった。 改修前に観た尾形光琳の「燕子花屏風」と円山応挙の「藤花図屏風」が目に焼き付いたままだった。 どちらも根津美術館が所蔵する名品である。 ...続きを見る

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2009/12/23 18:58
蒼の詩 永遠の乙女たち 東郷青児
年とともに、芸術作品と呼ばれるものに、インスパイされることより、癒されることを望むようになってきている。 興奮はいつか冷めるが、深く満たされた感情は記憶され、持続する。 題材そのものが日常のごくありふれた平安やくつろぎをテーマにしていて、それに魅かれることもあり 一方、この世の摂理からはみ出しているような幻想も、あり得ないがゆえに、日常の逃避場所として確保しておきたい思いにとらわれる。 ...続きを見る

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2009/11/29 14:59
岩手県立美術館
盛岡に泊まった翌朝 未知の土地はまず高所に登って周囲を観察すべし! という宮本常一への父の教えを思い出して 盛岡駅西口の盛岡地域交流センター「マリオン」の20Fまで 上昇してみた。 展望室で東西南北を区切る山並みを眺めて、はじめて 「モリーオ」の広さが実感できる。 ...続きを見る

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2009/10/12 19:02
宍道湖の夕景 島根県立美術館にて
松江駅着15:36 早朝に起動して漸く松江に着いたのがこの時刻だから、出雲行きを考えながらなかなか実行に移せなかったわけである。 ...続きを見る

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2009/04/26 18:59
神戸市立小磯記念美術館
兵庫県立美術館には、神戸出身の小磯良平と金山平三の記念室がそれぞれ設けられている。 画風が一通り見渡せる程の豊富なコレクションであるが、小磯良平にはさらに六甲アイランドに個人美術館がある。 最寄駅まで行くつもりで、美術館前に待機していたタクシーに乗った。 六甲アイランドまでさほどかからないと言うので、閉館時間が気になることもあり、車で直行することにした。 ...続きを見る

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2008/12/27 16:38
芸術の館 兵庫県立美術館
海に向かって叫びながら突進して行く髭のおじさん(おじいさんかな?)に出くわした。 三宮駅前からバスに乗って、HAT神戸は兵庫県立美術館前の停留所で下車。 海岸方向へと進み、西口より美術館に入ろうとした時のこと。 自転車のハンドルから両手を放して万歳の姿勢で疾走するその先には、キラキラと光り輝く海があった。 思わず歓喜の声を上げたくなる気持ちは分かるので、別に奇人ではないのかもしれない… と思いながら素知らぬ顔で美術館へ。 ...続きを見る

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2008/12/25 19:05
神戸らんぷミュージアム
神戸は明かりの似合う町だ。 ルミナリエだけではなく、百万ドルの夜景や明治のガス燈、クリスマスのイルミネーション…etc. ...続きを見る

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2008/12/22 23:04
川村記念美術館
勝浦まで行きながら翌朝、佐倉へ直行するのは芸がない? とも思われたが、この際佐倉の川村記念美術館と国立歴史民俗博物館を見学しようということになった。 土曜日で確実に予約のとれるところということで、美術館内のレストランを利用。 美術館の広大な庭を散策した。 ...続きを見る

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2008/11/24 19:09
ル・ヴァン美術館 暮らしをデザインする・・・
ル・ヴァン美術館は創立当時の文化学院の建物を再現したものだ。 文化学院をつくった西村伊作についてほとんど知らなかった不明を恥じるほど、時代を先駆け、生活の細部に渡って革新を成し遂げた、興味深い人物だ。 ...続きを見る

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2008/10/17 20:41
光眩く  神奈川県立近代美術館葉山館
陽光に溢れた相模湾。 その一色海岸に面して神奈川県立近代美術館の葉山館がある。 近代美術館としては鎌倉八幡宮境内のそれは1951年竣工というのだから、最も早くに設立された近代美術館ではなかろうか。 学生時代からしばしば訪れた。 次々と最新式の機能を備えた美術館が建設される中で、鎌倉館はすでにレトロな「近代」の風格を漂わせている。 収蔵品が増えるに従い鎌倉別館(1984年)ができ、ここ葉山にも葉山館(1999年)ができた。 ...続きを見る

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2008/04/26 15:54
石味というもの 鎌倉にて
「石味」という言葉をはじめて知った時、まだその「味」というものがよく分かっていなかった気がする。 ひしゃげた石塔・・・ 塔は、軽やかに、そう三島由紀夫が薬師寺の東塔を評した言葉のように 「凍れる音楽」であって欲しいもの。 そんな風に考えていたに違いない。 ...続きを見る

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2008/04/19 19:07
人生が見える・・・ 個人美術館
不況・好況の時を選ばず、美術館という施設は続々とつくられる時代のようだ。 あれよあれよという間に、六本木アート・トライアングルができあがった。 六本木ヒルズ(森美術館)、新国立美術館、東京ミッドタウンを繋ぐ三角形だ。 かつて展覧会は上野で開かれるもの、個展は銀座で観るものと決まっていたが。 あちこちに美術を鑑賞するスペースが増設されると、鑑賞者の行動と視線も多様化し拡散する。 ...続きを見る

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2008/04/05 12:02
佐川美術館にて
堅田より路線バスに乗って、琵琶湖大橋を渡った。 行く先は佐川美術館。 平山郁夫館、佐藤忠良館に続いて、楽吉左衛門館がオープンしたのが昨年の9月であり、今年になって楽吉左衛門自身が設計した茶室が公開されている。 見学は予約制であり、問い合わせた時はすでに定員いっぱいになっていて、残念ながら見学することはできなかった。 ...続きを見る

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2008/03/24 21:12
平櫛田中館にて
時節柄、田中翁自作の内裏雛が展示されているということで、小平の平櫛田中館に出かけた。 小平には10年ほど住んでいたことがあり、いつか行ってみようと思っていた。 田中翁が永眠されてから移り住み、自宅が美術館としてオープンした頃、ここN市へ引っ越したので、ついに美術館を訪問することなく過ぎていた。 ...続きを見る

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2008/02/28 21:15
久保田一竹美術館 マハラジャの館か?
週間天気予報をにらみながら、ぎりぎりになって河口湖行きを一日順延する。 中原淳一美術館、久保田一竹美術館、河口湖ミューズ館(与勇輝館)を訪ねる予定だった。 後になって、男の人の手仕事、それも女性的とも言える繊細可憐な手仕事という共通項があることに気づいた。 ...続きを見る

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2006/12/01 20:58
夢か現か 「若冲と江戸絵画展」
伊藤若冲の没後200年を記念して京都国立博物館で展覧会が開かれたのは 2000年秋のことでした。 以後、若冲ブームに火が点いたといわれます。 ...続きを見る

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2006/07/12 23:45
根津美術館にて  4月19日
前夜突然Uさんからお誘いがあり、昨日(4/19)は根津美術館に行ってきました。 尾形光琳の「燕子花図」丸山応挙の「藤花図」など所蔵の屏風絵を展示公開した後、改築のため3年半という長期に渡る休館に入るそうです。 ...続きを見る

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2006/04/20 18:29

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