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みんなの「展覧会」ブログ

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「時代(とき)を刻んだ貌(かお)」 田沼武能肖像写真展
「時代(とき)を刻んだ貌(かお)」 田沼武能肖像写真展 冒頭のリーフレットの中の人物をまず説明しておくと、中央で微笑んでいる女性は無頼派坂口安吾夫人、坂口美千代。 銀座五丁目で文壇バー「クラクラ」を経営していた。 右手で大笑いしているのが檀一雄。 左手、シリアスな視線で文士の生態を観察しているのは、駆け出しの頃の松本清張だ。 ...続きを見る

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2017/03/27 20:53
旧明倫小学校 京都芸術センター
旧明倫小学校 京都芸術センター 地下鉄烏丸線を丸太町より二つ目の駅、四条で降り、京都芸術センターを目指した。 蛤御門に面したホテルに投宿した翌日、夕顔町から源融屋敷跡とされるエリアを歩いてみようと考えていた。 その前に、アートセンターになっている旧明倫小学校を訪ねることにしよう。 ...続きを見る

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2017/03/14 21:04
久しぶりに美術館のはしごをする
久しぶりに美術館のはしごをする 冷たい北風の吹く平日。 それでも上野公園は相変らずの人出である。 都美術館で開かれている「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観るために、パークサイドカフェでいとこと待ち合わせた。 12時前に着いたのにすでに数組が入口で待っている。 ストーヴに身を寄せるようにして寒風を避けながら待つことおよそ20分。 店内に入ってホットカルーアミルクが運ばれてくるとやがて待ち人来たる。 ...続きを見る

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2017/02/22 23:40
中村不折の魅力展 中村屋サロン美術館にて
中村不折の魅力展 中村屋サロン美術館にて 某会の懇親会が新宿中村屋であったため、帰りに中村屋サロン美術館に寄った。 折しも中村不折の展覧会が開かれていた。 中村屋旧本店は平成26年に商業ビルとして生まれ変わり、美術館はそのビルの3階の一部を占めている。 ...続きを見る

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2016/07/25 18:51
ポール・ラッシュ記念館再訪 伴野重由氏の水彩画展
ポール・ラッシュ記念館再訪  伴野重由氏の水彩画展 キープの風景を描いた伴野重由氏の水彩画が展示されているというのでポール・ラッシュ記念館を再訪した。 ぼかしの技法で描かれた淡彩の水彩画は、緑豊かな牧場を霧の中から浮かび上がらせ、懐かしい記憶を呼び覚ますようだ。 たまたま画家本人がいらっしゃって来訪者と歓談されていた。 伴野氏の作品は清泉寮新館のロビーにも2点飾られており、展示替えの時、記念館に移されるという。 ...続きを見る

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2016/07/24 17:27
八ヶ岳倶楽部を訪ねる
八ヶ岳倶楽部を訪ねる 「森の中で朝食を」 八ヶ岳倶楽部のHPに書かれていた言葉に誘われるが 都会では絶対に無理なことだ。 だから柳生博さんは八ヶ岳山麓の大泉村に居を移す決断に踏み切ったのかもしれない。 ...続きを見る

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2016/07/17 18:19
清里フォトアートミュージアムで 井津建郎の「インド 光のもとへ」を観る
清里フォトアートミュージアムで 井津建郎の「インド 光のもとへ」を観る 清里4日目の朝を迎えた。 3日間傘を開くことがなかったが 残念ながら東京へ帰るこの日、雨が降る。 高燥な高原でも当然、梅雨があるのだ。 一時間のネイチャーガイドをキャンセル。 雨にけむる牧場を眺めながら、何のアイデアもわかぬままに、のんびり朝食をとった。 ソーセージ、生野菜、ヨーグルトに添えた焼きリンゴのジャムが美味しかった。 紅茶を2杯、たっぷりミルクを入れて頂いた。 旅先でうれしいのは、料理、配膳、下膳、皿洗いが完全に免除されることだ。 この後も、読書をして... ...続きを見る

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2016/07/10 18:18
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝 「ミケランジェロの建築に見る古代との闘い」と題された講演会が、パナソニック汐留ミュージアムで開かれた。 気宇壮大なテーマに魅かれ、パナソニック東京汐留ビルに出かけた。 この美術館は、オーナーの企業・旧松下電工の業務がら、建築、住まい、工芸、デザインなど、生活に関わりの深いテーマで、毎回小規模ながら興味深い展示を行っている。 ...続きを見る

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2016/07/03 12:15
儒教と日本人 東洋文庫ミュージアムにて
儒教と日本人 東洋文庫ミュージアムにて 東洋文庫ミュージアムで5月15日の土曜日、日本で受容された儒教に関する講演会が開かれた。 『もっと知ろうよ!儒教』という特別展に合わせたものだった。 ...続きを見る

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2016/05/16 23:51
歌川国芳とその系脈 「国芳イズム」展を観る
歌川国芳とその系脈 「国芳イズム」展を観る 練馬区立美術館で悳俊彦氏のコレクション「国芳イズム―歌川国芳とその系譜」が開かれている。 歌川国芳展は過去にも大規模なものが開催されているが、まとまった展示を観るのは私にとってはじめてのことだった。 コレクターである画家の悳(いさお)氏が国芳の魅力にとりつかれたのは、銀座三越で開かれた「鉄火の浮世絵師国芳」と題した展覧会がきっかけだったという。 昭和47年のことである。 「健康的で力強い生命感にあふれた」作品が、従来の古臭い浮世絵のイメージを覆したとか。 ...続きを見る

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2016/03/14 21:33
カラヴァッジョ展 西洋美術館にて
カラヴァッジョ展 西洋美術館にて 庭園美術館でカラヴァッジョ展を観たのはいつのことだったろう。 今回、西洋美術館で「日伊国交樹立150周年」を記念して再び「カラヴァッジョ展」が開催された。 ...続きを見る

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2016/03/12 17:52
ボッティチェリ展 東京都美術館にて
ボッティチェリ展 東京都美術館にて 友人の誘いがなかったら、今回もまた見逃していたかもしれない。 昨春、文化村ミュージアムで開催されたボッティチェリとルネッサンス展は、とうとう観ないままに過ぎてしまった。 昨今の上野の混み具合は尋常ではない。 絵を鑑賞するにも気合が要る。 美術を愛でる環境ではないだろう、と感じることもしばしばだ。 美術鑑賞はひたすら忍耐と隣り合わせである。 ...続きを見る

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2016/02/27 20:51
「風景画の誕生」展を観て
「風景画の誕生」展を観て ローマ教皇庁の書記官が、修道院の書庫にひっそりと眠っていたルクレティウスの「物の本質について」の写本を発見したことからルネサンスが始まったという。 ...続きを見る

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2015/10/29 23:18
アルフレッド・シスレー展
アルフレッド・シスレー展 練馬区立美術館で「アルフレッド・シスレー展」が開催中だ。 開館30周年記念として、印象派でも人気の高いシスレーは芸術の秋にふさわしい。 ...続きを見る

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2015/10/12 00:18
蔡國強展 横浜美術館にて
蔡國強展 横浜美術館にて ホームに停まっている横浜中華街行きの電車を見て、何と便利になったのだろう、と思いながら、まだ乗ったことがなかった。 Sさんが提案した「蔡國強展」を、開催している横浜美術館に観に行くためにはじめて利用することになった。 正直なところ蔡國強がどのような活動をしているアーティストかろくに知らずに参加したのは、直通で横浜へ行ってみたかったからでもある。 西武池袋線から副都心線で渋谷へ、さらに東急東横線を経由してみなとみらい線に... ...続きを見る

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2015/10/08 21:45
吉祥寺美術館にて 生誕200年記念「伊豆の長八」
吉祥寺美術館にて 生誕200年記念「伊豆の長八」 若者の町、吉祥寺で「伊豆の長八」という伝説的左官職人の展覧会をしている。 伊豆の長八こと入江長吉は、鏝絵の名手として知られ、伊豆の松崎には石山修武が設計した美術館がある。 つげ義春のマンガ「長八の宿」には、入江長八の漆喰細工を施した土蔵のある山光荘が描かれている。 松崎のこの旅館はつげ義春のマンガですっかり有名になってしまった。 ...続きを見る

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2015/09/22 23:44
舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに
舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに 猛暑さなか、友人を誘うのも気が引けて、独り練馬区立美術館へ。 舟越保武彫刻展開催中の関連イヴェントとして、日大芸術学部教授の高橋幸次先生の講演があった。 ...続きを見る

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2015/07/31 21:58
鴨居玲展 東京ステーションギャラリーにて
鴨居玲展 東京ステーションギャラリーにて 先日、地域のサークル仲間から鮮やかな赤が目を引く「鴨居玲展」のリーフレットを見せられた。 その前に伯母の告別式で金沢に行った折、石川県立博物館へ寄っていて 常設展で鴨居玲の作品を見つけ、ステーションギャラリーで開かれている当展覧会のことを思い出した。 是非行かなくては、と思っていたところだ。 ...続きを見る

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2015/07/18 23:45
ルオーとフォーヴの陶磁器
ルオーとフォーヴの陶磁器 フォーヴの陶磁器というのは珍しい。 アール・ヌーヴォーについてはガラス器だけでなく陶磁器にもその影響がうかがわれるが、フォーヴィズムの画家たちが絵付けした陶磁器とはいったいどんなものだろうか。 興味津々で出かけた先は「ルオーとフォーヴの陶磁器」展が開かれているパナソニック汐留ミュージアム。 土曜日の昼下がり、汐留周辺は盛り場の喧騒とは無縁なので、週末、静かに美術品を鑑賞したい人にはうってつけだ。 またパナソニック・ミュージアムは、照明に細心の注意が払われているので、時に気... ...続きを見る

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2015/05/10 16:54
片岡球子展 そして藤田嗣治の「ハルハ河畔之戦闘」
片岡球子展 そして藤田嗣治の「ハルハ河畔之戦闘」 片岡球子展を観に東京国立近代美術館に出かけた。 近代美術館は久しぶりだ。 入館してみると、初老の女性が多く、片岡球子ファンが意外や女性に多いことを知らされた。 ...続きを見る

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2015/05/02 22:49
若冲と蕪村
若冲と蕪村 サントリー美術館で開催中の「若冲と蕪村」を観に行く。 若冲と蕪村をなぜ並べたのかというと、二人が同年に生まれていることによる。 同じ時代の空気を吸って画業を展開した二人が、共通の友人を含めどのような交友関係を持ち、中国の影響をはじめ生涯にわたりいかなる刺激を受けたか、に力点がおかれた展示内容だった。 ...続きを見る

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2015/04/24 23:49
小林清親展 リニューアルオープン後の練馬区立美術館にて
小林清親展 リニューアルオープン後の練馬区立美術館にて 練馬区立美術館で「小林清親展」がはじまった。 終日降り続く肌寒い日、雨をおして出かけた。 西武線中村橋駅より徒歩2〜3分。 敷地の角に開催中の特別展の看板が高く掲げられていたが、いつもと様子が違う。 美術館正面のアプローチ空間がすっかり様変わりしていた。 様々な動物のカラフルなオブジェが点在し、芝生は養生中とのことで立ち入り禁止になっていた。 それまでは、古賀忠雄作「森の幻想」がクスノキ?の木陰に建って唯一シンボル的な存在感を示していた。 その市民公園が楽しげな「幻... ...続きを見る

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2015/04/08 21:43
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 三菱一号館美術館にワシントン・ナショナル・ギャラリー展を観に行く。 ...続きを見る

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2015/03/15 18:56
みちのくの仏像 東京国立博物館にて
みちのくの仏像 東京国立博物館にて 東日本大震災の記憶が風化しつつある。 危機感を覚えるのは被災者だけではない。 性懲りもなく秘密主義の体質を変えられない東電による汚染の実態隠し。 四方を海に囲まれた日本が、公害を「水に流す」ことができたのは、自然の回復力が人為の汚染を上回っていた時代までだ。 未だに、水に流しておいて、口をつぐんでいよう、というのが東電の本音ではないか。 もしそうであれば、叡智を結集して持続可能性に賭けねばならない時代に、あまりにもアナクロニズムだ。 ...続きを見る

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2015/02/27 23:30
エコール・ド・パリとパスキン
エコール・ド・パリとパスキン 実は、パナソニック汐留ミュージアムの展覧会情報に接するまではパスキンのことをよく知らなかった。 この日、エコール・ド・パリの作品を中心に蒐集しているという熊本県立美術館から村上哲氏がいらっしゃって講演が行われた。 ...続きを見る

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2015/02/15 22:41
ボストン美術館ミレー展 三菱一号館美術館にて
ボストン美術館ミレー展 三菱一号館美術館にて クリスマス気分が全くしない今年のクリスマス。 うちの美術館のミレー展もう観ました? 某銀行のMさんより言われ、三菱一号館美術館だから「うちの美術館」なんだ、と気づいた次第。 招待券を頂いて、クリスマスのその日に「ボストン美術館ミレー展」の会場へ。 (東京駅のプロジェクションマッピングが始まったというので、帰りにできればそちらの方にも寄りたいと考えたのだが、とてもその元気はありませんでした) ...続きを見る

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2014/12/26 21:08
世界のブックデザイン2013−14 本の過去と未来
世界のブックデザイン2013−14 本の過去と未来 昨日より印刷博物館で「世界のブックデザイン2013―14」が始まりました。 毎年「世界で最も美しい本」のコンクールがライプツィヒで開かれていますが、その受賞作を含む本の展覧会です。 展示された本のほとんどが手に取りページを繰って、感触を確かめ、本の物質性を味わうことができるようにさりげなく置かれています。 ...続きを見る

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2014/11/30 21:30
見つめて、シェイクスピア展 美しき装丁本と絵で見る愛の世界
見つめて、シェイクスピア展 美しき装丁本と絵で見る愛の世界 テクストを読みたいだけなら、モノによる呪縛からはなれた電子書籍がある。 だが、本というのは今でも特別な何ものかである。 11/30までという会期終了間近の「見つめて、シェイクスピア展 美しき装丁本と絵で見る愛の世界」で、イギリスの製本装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」によって選ばれた、美しい皮革装丁本の数々を観て、本というのは特別なモノなのだということを改めて実感した。 ...続きを見る

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2014/11/27 23:19
日本国宝展
日本国宝展 「日本国宝展」などという、はなはだ大雑把なタイトルの展覧会、以前にあっただろうか。 国のお宝といえば、どのようなジャンルのものでも一度は観ておかねばなるまい、という発想じたい、何だか恥ずかしくなるようなミーハーぶりだが 記念講演会が開かれる日だったので、連休初日の土曜日に東京国立博物館(東博)に恐る恐る出かけたのだった。 案の定、チケット売り場はさほど混雑していなかったものの、平成館は入場制限しており長蛇の列。 1時間待ちとのこと。 入場したらしたで、福岡市博物館所蔵の... ...続きを見る

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2014/11/23 19:41
「高野山の名宝 高野山開創1200年記念」 六本木・東京ミッドタウンにて
「高野山の名宝 高野山開創1200年記念」 六本木・東京ミッドタウンにて 「高野山の名宝」を観るためにサントリー美術館へ。 リーフレットやポスターでは、展示の主役は八大童子の中の制多伽童子のようだ。 運慶作、朱塗りの体躯と凛と張りつめた表情が若々しい。 八大童子のうち六体が運慶作。 (残りの二体は南北朝期の製作によるもので、その違いは歴然としている) ...続きを見る

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2014/11/14 22:26
ノルマンディー展 近代風景画のはじまり
ノルマンディー展 近代風景画のはじまり 雨の土曜日 損保ジャパン日本興亜美術館に「ノルマンディー展」を観に行った。 リーフレットのキャプションに 「絵にある風景(ピクチャレスク)」をめぐる旅」―イザベイ、クールベ、ブーダンからデュフィまで とあり 「印象派のふるさと」「近代絵画のはじまり」という副題がついていた。 ...続きを見る

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2014/11/02 22:34
ホイッスラー展 京都国立近代美術館にて
ホイッスラー展 京都国立近代美術館にて 東京でも開かれる特別展をわざわざ京都で観ることが時にある。 その日の行程は、京都府庁舎旧館見学の後、タクシーで岡崎の京都国立近代美術館へ、午後は北村美術館見学、府立医大の旧図書館の外観を眺めながらキャンパスを横切り、鴨川べりで川風に吹かれ、京都御苑を横断して宿に帰るというものだった。 気ままな散歩と美術館賞の旅… ...続きを見る

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2014/10/18 19:08
オルセー美術館展
オルセー美術館展 早々に紅葉した桜葉ががちらちらと歩道に舞い落ちる六本木。 「オルセー美術館展」を観るために国立新美術館へ向かった。 森美術館、サントリー美術館、そしてこの国立新美術館の3館で六本木アート・トライアングルという新しい美術のメッカが形成されてからもう何年が経つのだろうか。 最初は美術はやはり上野公園という長年の習慣から、六本木に違和感と、落ち着きのなさを感じたものだけれど、いつの間には美術ファンが通うエリアとして定着してきたようだ。 ...続きを見る

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2014/09/19 21:21
メトロポリタン美術館古代エジプト展 「女王と女神」
メトロポリタン美術館古代エジプト展 「女王と女神」 東京都美術館で「メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神」展が開かれている。 メトロポリタン美術館のエジプト・コレクションから出展された当企画展 「女王と女神」にテーマを絞り 1章ハトシェプスト女王にまつわる品々からはじまり、2章女神ハトホル、3章信仰された女神たち、4章王妃、王女たち…と続く展示構成になっている。 エジプト学はナポレオンの遠征時代から始まっているので、長い研究の成果が美術館のコレクションの充実をもたらしているのだろう。 ...続きを見る

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2014/09/08 21:45
ボヘミアン・グラス展
ボヘミアン・グラス展 思わず外出を躊躇してしまうような猛暑の続く真夏の某日。 透明なガラスのたたずまいと空調の効いた美術館に涼を求めて、「ボヘミアン・グラス」展を観に行きました。 ...続きを見る

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2014/09/04 23:44
「建築家ピエール・シャローとガラスの家」 パナソニック汐留ミュージアムにて
「建築家ピエール・シャローとガラスの家」 パナソニック汐留ミュージアムにて パナソニック汐留ミュージアムに表記の展覧会を観に行った。 わざわざ建築家と断ってあるのは、ピエール・シャローがまず装飾家として出発した人で、従って正規の建築教育を受けていないからだろう。 インテリアデザイナーとしての仕事の幅は広い。 ...続きを見る

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2014/08/23 21:58
未知の画家「ヴァロットン展」についてのメモ書き
未知の画家「ヴァロットン展」についてのメモ書き 未知の画家フェリックス・ヴァロットンの展覧会を観るために三菱一号館美術館に出かけた。 地下鉄有楽町駅で降り、東京国際フォーラムの中庭に通りかかると 何かイベントでもあるのだろうか若い女性があちこちで長蛇の列をなしている。 猛暑にもめげずコンクリートジャングルの亜熱帯に集うエネルギーに圧倒される。 こちらは、一刻も早く「冷たい炎の画家」ヴァロットンの冷たい炎にあぶられたい?一心で急ぎ足になっていたので、彼女たちの目的までは確かめる余裕がない。 ...続きを見る

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2014/08/20 21:47
神品至宝 台北 故宮博物院展 講演と展示
神品至宝 台北 故宮博物院展 講演と展示 故宮博物院展のシンポジウム等で東京国立博物館に足を運ぶこと三度目である。 日傘を差していても、焼けつくようなアスファルトの照り返しは容赦なく襲ってくる。 上野の森の、日陰を選びながら歩いているつもりでも、文字通り焼け石に水。 そんな土曜日の午後、東博研究員の塚本麿充(まろみつ)先生の講演を聴いた上で、展示もじっくり見学しよう、と意気込んで出かけたのだった。 ...続きを見る

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2014/07/27 17:56
「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」展シンポジウムに参加して
「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」展シンポジウムに参加して 今日は七夕。 新暦では、織姫と彦星の逢瀬を祝う気分も盛り上がらない。 今夜も曇天… ところでこの行事、東アジアで広く行われているようだ。 文化の伝播はしばしば意外なほどが遠い地に及んでいる。 ...続きを見る

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2014/07/07 22:13
オランダ・ハーグ派展
オランダ・ハーグ派展 絵画は世界に開かれた窓である、という言葉がある。 先日観たバルテュスでは、窓から外を眺める少女が重要なモチーフになっていた。 絵画そのものが窓の隠喩であるならば、窓を描いた絵画はメタ構造をとっていることになる。 窓という想像力を喚起するモチーフが、無意識を二重に操作して、絵画にさらなる奥行を加えているのではないだろうか… ...続きを見る

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2014/06/11 19:56
伝統の果てに バルテュス展にて
伝統の果てに バルテュス展にて どうしても観たかった「バルテュス展」 篠つく雨をおして都美術館に出かけた。 20年ほど前になるだろうか、ステーション・ギャラリーでバルテュス展が開かれたことがあり、観覧の機会を逸した悔しさが思い出される。 ...続きを見る

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2014/06/07 16:20
アビランド家の秘蔵コレクション フランス印象派の陶磁器展
アビランド家の秘蔵コレクション フランス印象派の陶磁器展 「フランス印象派の陶磁器」とはどのようなものなのだろう… 興味津々でパナソニック汐留ミュージアムに出かけた。 加えて滋賀県立陶芸の森の学芸員、三浦弘子さんの作品解説を聴きながら紅茶を頂くという催しがあった。 展示は後で観ることにしてまずティーサロンの会場へ向かった。 真っ白なテーブルクロスで覆われたテーブルにカヌレやタルト・フリュイなどプチフールの盛られた皿とティーカップが並び、思わず友人と顔を見合わせにっこりしてしまった。 同席した6名のうちのお一人はラッキーなことに... ...続きを見る

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2014/05/17 22:54
観音の里の祈りとくらし展 ―びわ湖・長浜のホトケたち― 
観音の里の祈りとくらし展 ―びわ湖・長浜のホトケたち―  観音像を訪ねて、湖北をめぐり歩いたことがあった。 紅葉で彩られた季節が終わり、晩秋から冬へとさしかかる頃だった。 旅をともにした母の友人を敦賀で見送った後、京都へもどったのだが、雪のために列車が遅れ、湖西線が立錐の余地もない、すし詰め状態だったことなども懐かしく思い出す。 ...続きを見る

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2014/04/09 20:47
「君は隅田川に消えたのか ―藤牧義夫と版画の虚実」
「君は隅田川に消えたのか ―藤牧義夫と版画の虚実」 事実は小説より奇なり 漢籍からの引用かと思っていたら、実はバイロンの言葉だそうだ。 が、そんなことはどうでもよい。 言葉で説明された、後講釈の物語など、事実のほんの一側面に過ぎない。 事実の射程は遠く、深度は底知れない。 本書を読んだ後の一番の感想である。 ...続きを見る

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2014/03/04 17:37
「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」
「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」 英国美術の展覧会が現在、東京の3か所の美術館で開催されている。 一つは先日アップした「ラファエル前派」展(森アーツセンターギャラリー 〜4/6) もうひとつは東京ステーションギャリーで開かれている「プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在」(〜3/9) そしてこれから感想を記すつもりの三菱一号館美術館で開催中の「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」(〜5/6)だ。 ...続きを見る

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2014/03/02 13:44
「伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」
「伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」 伊万里の染付が鮮やかに、薄闇の中に浮かびあがって見えた。 サントリー美術館の展示室へ足を踏み入れるなり、佐賀県立九州陶磁文化館の柴田夫妻コレクションが思い出された。 やはり来てよかった。 学生時代の友人たちと何とか日程を調節して有田、唐津へやきもの旅行をしたのは10年以上前のことになる。 珍道中だった。 長崎空港に降り立つと、2泊3日を有効に使うべく、路線バスに飛び乗ったものだ。 旅の主旨から佐賀県立九州陶磁文化館は外せない訪問先だった。 ...続きを見る

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2014/02/26 15:36
ラファエル前派展 森アーツセンターギャラリーにて
ラファエル前派展 森アーツセンターギャラリーにて 「ラファエル前派」って何?という人が多いのではないだろうか。 高校の美術史程度では、さらっと触れて通り過ぎてしまうだけなのでは。 かくいう筆者もご同様である。 たまたまケネス・クラークの「ゴシック・リヴァイヴァル」を読んでいた時、そもそも「ゴシック」とは何ぞや、という非常に興味深いテーマに触れて、通俗なイメージしか持っていなかった「ラファエル前派」がにわかに気になりだした。 ...続きを見る

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2014/02/23 18:20
「笑う美術館館長 名画を語る」 クリーブランド美術館展にて
「笑う美術館館長 名画を語る」 クリーブランド美術館展にて 日曜日「クリーブランド美術館展 名画でたどる日本の美」を観に東京国立博物館(トーハク)に出かけました。 当日、秋田県立近代美術館館長による作品解説があり、「笑う美術館館長 名画を語る」という副題にも誘われました。 ...続きを見る

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2014/02/04 17:30
カイユボット展―都市の印象派
カイユボット展―都市の印象派 「都市の印象派、日本初の回顧展」と銘打たれた「カイユボット展」(〜12/29) 会期終了間近になって会場のブリジストン美術館を訪れた。 ...続きを見る

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2013/12/26 22:00
復刻の聖母 渡辺千尋展
復刻の聖母 渡辺千尋展 「復刻の聖母」は、日本で最初の銅版画とされる作品を渡辺千尋が復刻したものです。 ...続きを見る

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2013/12/21 22:51
モネ展 風景をみる眼
クロード・モネと、その同時代の画家の作品に、ガラス工芸のガレ、及びロダンによる当時の評論家の胸像などを加えた特別展である。 西洋美術館の松方コレクションとポーラ美術館所蔵の作品のみで構成されている。 ...続きを見る

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2013/12/18 17:54
吉岡徳仁―クリスタライズ 東京都現代美術館にて
「かたち」は、自分にとって、もっとも重要な要素ではありません。極端なことを言ってしまえば、「かたち」はなくていいとさえ思っています。ですから、自分のデザインは、「かたち」を消していくほうへと、いつも向っていくんです。 ...続きを見る

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2013/12/07 22:10
うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)
東京都現代美術館にて、目的の特別展と並行して開かれていた「うさぎスマッシュ展」 「世界に触れる方法(デザイン)」という副題がついていたので、その意図を何となく想像できはしたが、入場するまでは分からない。 「うさぎ」とは「不思議の国のアリス」をワンダーランドへと誘ううさぎのこと。 入場者は全員「アリス」である。 ...続きを見る

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2013/12/05 18:24
印象派を超えて点描の画家たち
展覧会のタイトルは「印象派を超えて―点描の画家たち」 「ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」とあり、「クレラー=ミュラー美術作品を中心に」と小さく添え書きされたパンフレットには、さらに「ゴッホと色彩の旅へ」 ...続きを見る

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2013/11/26 18:28
「ターナー展」を観て
ターナー展に行く。 高校生の頃からよく上野に行っていたが、年とともにまた欲が出てきたのだろう。 秋にはどこの美術館も力の入った企画を出してくるので、何と上野4館(トーハク、西洋美術館、都美術館、藝大美術館)混雑にもめげず今秋はすべて踏破?した。 都美術館は久しぶりだ。 正面玄関へのアクセスにいつの間にかエスカレーター、エレベーターが完備している。 さすが来館者も高齢化がすすみ、各館バリアフリー化が進んでいるのだろう。 トーハクのあの重厚な表慶館でさえ、背後に回るとエレ... ...続きを見る

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2013/11/22 19:58
モローとルオー 汐留シオサイト1区にて
「モローとルオー」展を観るためにパナソニック汐留ミュージアムに出かける。 まだ11月半ばというのに町はもうクリスマスの電飾風景が展開している。 パナソニック・ビルが面する旧新橋停車場跡地の広場だから特に照明に力が入るのだろう。 ...続きを見る

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2013/11/17 11:46
内覧会で再び洛中洛外図を観る
東京国立博物館で開催中の「京都 洛中洛外図と障壁画の美」 当ブログにすでにレポートを掲載しているのだが、内覧会というので今度こそ国宝上杉本をじっくり観られると期待して、木枯し1号の吹く日に上野に出かけた。 美術館が休館する月曜日だったせいか、雨上がりの上野公園はいつもより人が少ない。 ...続きを見る

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2013/11/13 22:18
興福寺仏頭展 東京藝術大学大学美術館にて
上野駅公園口の改札を出ると、雨が降り始めていて、傘を持たない人たちが思案顔で空を見上げている。 生憎の空模様だったが「興福寺仏頭展」に出かけた。 今回は、どうしても観たいという母の熱意に押された。 これを観ればもう奈良へは行かなくてよい、という母の言葉もどこか心細いが、さすが年齢を感じているのだろう。 ...続きを見る

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2013/11/02 18:37
写実の迷宮 ホキ美術館にて
ホキ美術館は自然光をとり入れたり、絵画を展示するためにピクチャーレールでなくてマグネットを使用するなど、様々な新機軸を打ち出しながら、建物自体はいたってシンプルだ。 展示品を一筆書きの動線で鑑賞することができる。 美術館というより大きなギャラリーという印象だ。 あえて「迷宮」とタイトルにつけたのは、従って建物の構造のことではなくて、「写実」の奥深さのことをいう。 ...続きを見る

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2013/11/01 19:29
京都 洛中洛外図と障壁画の美
特別展「京都 洛中洛外図と障壁画の美」を観るために東京国立博物館に出かけた。 雑誌でも京都特集をすると販売部数が伸びるというくらいだから、紅葉の季節、まさにトップシーズンの京都をクローズアップすることによってさらに来館者を増やそうという目論みかもしれない。 ...続きを見る

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2013/10/20 13:44
山梨県立美術館 芸術の森公園にて
県庁所在地に行くことがあれば県立美術館を訪ねることにしている。 東京の美術館に比べると驚くほど静かなので、ゆったりした空間で美術品を思う存分楽しむことができる。 本来美術とはこうして観るものだったのだ! ...続きを見る

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2013/10/14 10:29
ミケランジェロ展 西洋美術館にて
Kさんと待ち合わせをすると、私が待つことになるのは目に見えているのだけれど(^_^;) やはり早く着いてしまった。 東京文化会館でコンサートのパンフレットを眺めた後、西洋美術館の前庭で写真撮影に時間を潰していると、案の定メールが入って、5分ほど遅れるという。 地獄門前にて待つ、と返信する。 ...続きを見る

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2013/10/12 19:35
野の花として生くる。「宮芳平」展
生誕120年を迎えるという、未知の画家「宮芳平」展に出かけた。 パンフレットに 「森鷗外に愛され、野の花のように生きた、画家M君の生涯。」とある。 「野の花にように」とはまた手擦れした形容だが 森鷗外の「天寵」の中で、M君は表現者としてまことに誠実、かつ正直極まりない人間として描かれている。 若さゆえの傲慢や創造者としてのヒロイズムなど微塵も感じられない。 森鷗外の筆が淡々とけれんみのないのがなおさらM君の飾らない人柄を深く印... ...続きを見る

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2013/09/26 21:44
日本の曼荼羅 仏と神が織り成す宇宙
「日本の曼荼羅 仏と神が織り成す宇宙」と題した講演を聴くために、「曼荼羅展」開催中に再び根津美術館を訪れた。 猛暑にもかかわらず表参道を歩くのが苦にならないのは、ケヤキ並木が深々と影を落としているからだ。 行く先に樹木のこんもり茂ったオアシスが待っていてくれると思えば、なおさらうれしい。 ...続きを見る

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2013/09/02 21:34
曼荼羅展 根津美術館にて
「曼荼羅」をテーマにした特別展を観るために根津美術館へ出かけた。 ...続きを見る

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2013/08/06 21:50
モダン・パリの装い ファッション・プレート展にて
練馬区立美術館では鹿島茂のコレクションから蔵書やファッション・プレートを公開しており、今回はその3回目・最終回だそうだ。 19世紀から20世紀初頭のパリの風俗… どんなにきれいだったことか… 戦前のフランスを知る人によれば、避暑地などのファッションは、ため息の出るほど美しいものだったそうだ。 猛暑の中休みとはいえ、天災的な記録を更新する日本の夏は、おしゃれをする余地はなさそうだ。 涼風が立ち初め、心の余裕が戻る?日のために、装うことに血道をあげたパリの風俗を勉強しておこ... ...続きを見る

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2013/07/17 17:26
夏目漱石の美術世界展
チェックしてはいたのですが、結局出かけたのは会期終了間近のことでした。 芸大美術館の企画展としては文学的なテーマが意外です。 訪れた日は土曜日で、老いも若きも美術作品を前に熱心に漱石の眼差を追体験していました。 漱石人気の普遍性を印象付ける盛況ぶりでした。 ...続きを見る

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2013/07/05 21:17
源氏絵と伊勢絵 ―描かれた恋物語
GWの合間に丸の内の出光美術館に出かけた。 出光といえば、本屋大賞に選ばれた「海賊とよばれた男」は出光興産の創業者出光佐三をモデルにした小説だそうだそうだ。 門司の出光美術館は、出光佐三の生涯に展示室を大きく割いているが、丸の内の方はもっぱら企画展とコレクションの紹介、四季折々の茶室の設えからなる。 窓からは皇居を見下ろす。 ほぼ正面に桜田門が見え、左手に警視庁が望める。 ...続きを見る

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2013/04/30 18:41
古賀忠雄の世界
練馬区立美術館前の広場に「森の幻想」と名付けられたブロンズ彫刻が建っている。 周囲の木々の梢ほども高い台座の上で、天を指すように… 一見して、日本の古い伝統とは隔絶した印象を与える。 二人の天使が背中合わせに立ち、その羽の上に、裸の少年が両手をあげて座っている。 平和で、希望に満ちた寓意を感じさせるのだが、彫刻家の意図は俄かには測り難い。 しかし、周囲の緑に溶け込んでいて、像を見上げるものは、いかにも安らいだ、のびやかな心地にさせられる。 ...続きを見る

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2013/04/27 17:46
牧野邦夫 ―写実の精髄展― 練馬区立美術館にて
写実といえば、一昨年、同美術館にて「マドリード・リアリズムの異才」として「グスタボ・イソエ(磯江毅)展」を観たのだった。 ヨーロッパ絵画の伝統である「写実」の意味を、異邦人としてのイソエだからこそ、辺境にある日本の一般の美術愛好家にも、鋭く、深く、その意味を問い直させることができたのだ、という感想を抱いた。 ...続きを見る

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2013/04/20 21:11
尾張徳川家の雛まつり
黒門を潜ると、正面に徳川美術館、右手に蓬左文庫、左手が庭園「徳川園」だ。 徳川美術館といえばまず国宝源氏物語絵巻を所蔵しているという一点だけでも、折あらば訪ねてみたいと思い続けてきた美術館のひとつだ。 今回は、「尾張徳川家の雛まつり」ということで、春に先がけて華やかな女の祭りの気分に浸ることにした。 肝心の源氏物語絵巻の方は、劣化を恐れて、ごく短期間しか展示されないとのこと。 主に、模本、レプリカ、映像、抜書、謡本、屏風などから後世に及んだ源氏物語の影響を「源氏物語の世界... ...続きを見る

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2013/02/27 21:12
「漆という力」黒田辰秋&田中信行  豊田市美術館にて
豊田市美術館を訪れた。 市立の美術館としては、ずいぶん贅沢な建築だ。 黒田辰秋作品と美術館そのものの見学が目的だったが、タクシーの運転手は物好きな客(わざわざ東京から?)だと思ったらしい。 円安で活気づいた豊田の町を想像していたところ 給料は上がらず、企業の内部留保が増える一方のようだ。 グローバル化する経済の実態的、心理的圧力が働くからか。 一流企業までブラック化しているという指摘は本当なのかもしれない。 ...続きを見る

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2013/02/26 20:50
「日本の民家一九五五年」展を観る
上掲の広告写真が印象に残り、新聞から切り抜いて手帳に挟んでおいたところ、間のよいことに友人より連絡があった。 日本列島が強い寒気に見舞われた日曜日、パナソニック汐留ミュージアムに出かけた。 休日のビジネス街は閑散としていて、美術館の企画展も建築関連に絞ったテーマのみを扱うので、ゆっくりと心ゆくまで鑑賞できるのがうれしい。 好きな美術館のひとつである。 ...続きを見る

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2013/02/25 14:18
初音の調度 「尾張徳川家の至宝」展にて
「初音の調度」と国宝・源氏物語絵巻「東屋二」を観るために、江戸東京博物館に出かけた。 冷たい北風が吹きすさぶ日だったが 「尾張徳川家の至宝」展は、鶯の初音から新春を連想させる豪華な企画展になっていた。 ...続きを見る

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2013/02/09 21:40
「書聖 王羲之」展を観て
久しぶりに上野に出かけた。 この前に来た時はまだ上野公園の一角が工事中だった。 噴水の周囲はすっきりと整理され、広場の正面に東京国立博物館の本館が以前より際立って見える。 噴水の周辺は江戸時代には寛永寺の根本中堂が建っていたところだ。 無残なほど枝下ろしされてしまった木々も見られ、路上生活者のささやかな「家」も撤去されたようだ。 都美術館へ到る道の前方にスターバックスが、交番を曲がった辺りにはカフェテラスが開店していた。 相変わらず学生も多く、人出の多いのは相変わらずだ。... ...続きを見る

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2013/02/01 19:53
高木栄子 紙わらべ展
銀座松屋へ「高木栄子 紙わらべ展」を観に行く。 和紙で作った子供の情景。 「卒寿記念―なつかしい日々の情景」とあるから、高木栄子さんは90歳。 当日も会場で、和紙に猫の目鼻を描いては、どのように動物をかたちづくるのか説明してらした。 輪の中から「わ〜、かわいい」と声が上がる。 ...続きを見る

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2012/08/26 11:53
能面と能装束 三井家伝来品より
東大地震研の統計学的試算によれば、M7クラスの首都圏直下型地震が4年以内に起こる確率が70%とか。 この数字からは明日起こってもおかしくない。 ...続きを見る

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2012/01/26 19:12
「ウィーン工房1903−1932」展 汐留ミュージアムにて
以前から一度訪れてみたいと思っていた「パナソニック電工 汐留ミュージアム」 今回、生活のあらゆるシーンでそのモダンなデザイン力を発揮した「ウィーン工房」展が開催され、おまけにその当時の音楽も聴けるということで、観覧した後レクチャー・コンサートに参加しました。 ...続きを見る

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2011/11/14 15:22
「イケムラレイコ うつりゆくもの」 東京国立近代美術館にて
明日から秋晴れの三連休がはじまる。 いよいよ各美術館は一年で最も力の入った企画を並べ、美術ファンが大挙して上野、六本木トライアングルやここ皇居周辺にやってきて、美術館のハシゴをすることだろう。 混雑する前に、以前から気になっていた「イケムラレイコ展」を観るために、東京国立近代美術館を訪ねた。 ...続きを見る

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2011/10/07 17:45
マドリード・リアリズムの異才「磯江毅=グスタボ・イソエ展」
美術館前の広場には、せめてもの涼を求めて木陰で憩う人々がいる。 週日の昼下がり、閉館まで2時間はありそうなので、練馬区立美術館を訪れた。 ...続きを見る

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2011/09/16 21:20
「日本画どうぶつえん」 山種美術館にて
広尾三丁目の山種美術館を訪れました。 氷川神社の森では、降るように蝉が鳴きしきり 夏休みに入った近隣の学校はひっそりとしています。 ...続きを見る

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2011/08/05 22:44
空海と密教美術展 東京国立博物館にて
国宝多数が展示される「空海と密教美術展」が東京国立博物館ではじまった。 パンフレットに「国宝重要文化財98.9%」とある。 商売っ気たっぷりのキャッチコピーに苦笑させられる。 独立採算制をとるようになって久しいが、公立美・博物館の現在を語っている。 ...続きを見る

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2011/07/29 20:37
ヴィジェ・ルブラン展 三菱一号館美術館にて
汗ばむような晩春の日射しに、ケヤキの若葉が涼しげだ。 東京国際フォーラム前の広場を過ぎて、三菱一号館美術館に向かう。 マリー・アントワネットを描いた画家として知られるヴィジェ・ルブラン展と、美術館として復元されたジョサイア・コンドル作の銀行建築の両方がお目当てだった。 昨年暮れに、ヴィジェ・ルブランの自画像が出品された東郷青児美術館開催「ウフィッツィ美術館自画像コレクション」を見逃してので、ちょうどよい機会だった。 ...続きを見る

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2011/05/03 17:14
江戸琳派「転生する美の世界」を観て 
ほれもせす ほれられもせす よし原に 酔てくるわの 花の下かげ ...続きを見る

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2011/02/17 20:41
中原淳一展
中原淳一展を松屋に観に行く。 ヤマハホールで二胡の演奏を聞いて以来の、久しぶりの銀座である。 寒の戻りで、春とは名のみ。 春物のダスターコートで闊歩したいところだが、まだ毛皮を首に巻きつけている人もいて、中途半端な銀座通りであった。 ...続きを見る

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2009/03/28 16:39
フィラデルフィア美術館展
絵を観た後、黄葉したイチョウの大木の見えるレストランでK子さんとおしゃべりした。 アメリカ滞在中に絵が好きになったというK子さんも、フィラデルフィア美術館には行かなかったようだ。 ...続きを見る

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2007/11/26 20:52
オランダ風俗画展 国立新美術館にて
まずフェルメールと大きな字で書かれ その下に「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展、と一行添えられている。 ...続きを見る

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2007/11/01 23:54
「志野と織部」展 風流と畏れ
出光美術館に出かけた。                          2007.3.20 「志野と織部 −風流なるうつわー」展を観る。 織部というと、特徴的な銅緑釉と自在な形が印象深い。 手の付いた菓子器など我が家にもあるが、薯蕷饅頭の真っ白な肌と丸い形がよく映るだろうと思いながら、ほとんど使うこともない。 重たい、洗うのが面倒・・・などと考えてしまうこと自体、お茶の心に背いているのだが・・・。 ...続きを見る

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2007/03/21 16:50
一葉忌に 斎藤緑雨のことなど
霰降る田町に太鼓聞く夜かな ...続きを見る

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2006/11/24 21:56
「クリーブランド美術館展」 六本木ヒルズにて
「クリーブランド美術館展」 THE CLEAVELAND MUSEUM OF ART ...続きを見る

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2006/11/21 22:18
「仏像」 祈りからアートへ
渡岸寺の十一面観音に再会するために東京国立博物館に出かける。 ケヤキが黄葉していて上野公園はすでに晩秋の気配が濃厚だった。 ...続きを見る

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2006/11/17 23:08

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