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zoom RSS 上州名物 伊香保にて

<<   作成日時 : 2017/11/14 18:21   >>

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木枯らし一号が吹き荒れた日、友人と高速バス「上州ゆめぐり号」に乗った。
伊香保まで2時間余。
標高700mの伊香保の風はなおのこと冷たかった。
紅葉しきれないで緑色を残した葉まで強風に吹きちぎられてしまったようだ。

翌日は快晴に恵まれたので、榛名富士に上り、関東平野を悠然と流れ下る坂東太郎を眺めようということになった。
記憶の中の利根川はくっきりとした流路を描いていた。
だが、この日晴れていたにもかかわらず利根川はぼんやりと確認できただけだった。
関東平野は広く、太平洋ははるか先、雲中に融けているようだった。

群馬と聞いてまず何を思い浮かべる…?
「ぐんまちゃん」と、ご当地キャラが目に浮かぶ。
馬が群れる古の風景を想像させるように、ロープウェー乗り場前には馬車と数匹の馬がのんびりと人待ち顔で佇んでいた。

食べ物では、温泉名物・湯ノ花まんじゅう、玉こんにゃく、上州牛、水沢うどん…
内陸なのに、鮑のステーキを食べさせるのは、山梨の「煮貝」と同じで、当地にも貝を食べる風習があったのだろうか。
豊かな二毛作地帯があり、地産の小麦粉を使ったクロワッサンも美味しかった。

上州といえば赤城山。
渡世人の世界を思い浮かべてしまう私は、市川雷蔵主演の名作「ひとり狼」に感化されたせいだろうか。
道中合羽に三度笠、一宿一飯の恩義…
孤独な渡世人の世界は空っ風の吹く荒涼たる風景にぴったりだと思っていたのだが、映画「ひとり狼」の舞台は実は木曽であった。

いずれにせよかかあ天下と空っ風は、人口に膾炙した上州一番の名物といえるのかもしれない。
「かかあ天下」というのは養蚕、絹織物の盛んな土地で、男が働き者の女房を誉めるのを揶揄して言った言葉だとか。


※ 冒頭の写真は一夜目の夕食、前菜。
落花生豆腐、蒟蒻と花びら茸の白和えなど

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ホテルのロビーからは上州の山々が一望のもとに見渡せる。
右手、子持山(1296m)の背後は日光白根山、武尊山
左手、小野子山(1208m)の背後は谷川岳
2000m級の山々は雪を頂き、手前の連山は緑色と紅葉が混在している。

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客室の窓からの眺め
中央、小野子山 右、子持山

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宿近くのバスターミナル
「文学の小径」にて
「伊香保」の地名を含む万葉歌に8首あり、伊香保散策に情趣を添える。
歌碑のひとつが建っている。

い香保ろの そひの榛原(はりはら) 吾が衣(きぬ)に つき寄らしものよ ひたえと思えば

歌意:伊香保の山沿いにある榛原の榛の実は、私の着物にとても染めつきがよい(合性が良い)。これは着物が一重物だからと詠んでいるのであるが、同時に恋しい人を想うひたむきな気持ちと合性の良さの二つをかけている。

拓本をとる人。8首の歌碑のすべてを
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榛名山頂(1391m)からの眺め
坂東太郎こと利根川が関東平野をうるおしながら太平洋にそそぐ。

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榛名富士はちょうど富士山に正対するように神社が建つ。


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残念ながら富士山は雲に隠れていた。


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榛名ロ−プウェーと榛名湖

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榛名山山頂へはロープウェーで3分弱


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二夜目のホテルの夕食   ホテル木暮にて             ’17.10.31
前菜は、銀杏胡麻豆腐、牛肉八幡巻きなど




                                           つづく

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
仕事で一度だけ、伊香保に行ったことがあるのですが、なんと、日帰りでした(結局、帰りつけず都内で一泊することになりましたが・・・)。
温泉に入ったり、街を巡ったりしてみたいです!
画像の空の色、素晴らしく美しいですね!
ウリ坊
2017/11/19 20:59

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