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zoom RSS 介護者になって慌てないために「家族に介護が必要な人がいます」」

<<   作成日時 : 2017/03/29 21:06   >>

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構成員の少ない核家族が当たり前になって久しい。
「家族力」の衰弱した今日、多少とも介護にかかわることのない人の方が珍しいのではないだろうか。
孫が祖父母の介護をするケースや、時にパートナーの祖父母をみる例なども聞き及ぶ。

一方、家族に介護が必要になった時に参考になるような本が意外に少ない。
図書館の蔵書を調べてみても、より具体的、網羅的に制度を解説した本が見当たらない。
先日、主婦の友社から出た「目からウロコの認知症対策集 認知症 家族を救う安心対策集」は、介護保険制度についても触れられているが、認知症予防のノウハウが手厚く、こちらは健康オタク向けかもしれない。
食事や生活上の注意点などヒントになる最新情報が得られる。

その前に、特別養護老人ホーム長が書いた「家族に介護が必要な人がいます」を読んだ。
帯に「一家に1冊、常備本」とうたっている。
介護保険制度は3年おきに見直され、介護施設も多様化している。
介護保険制度がはじまってすでに17年が経つが
個人がサービスや施設を選択する際、最新情報を手に入れる必要があるのは言うまでもない。
介護保険制度が発足してから、介護の現場では試行錯誤がなされ、社会保障費の増大に対応するため、来年には早くも要介護の利用者負担が3割に引き上げられるケースも出てくるようだ。
本書にはそのような最新の介護行政の流れも盛られ
最終章では家族を看取る際の、臨終の知識や心構えにまで言及されている。
終末期医療を家庭へとUターンさせる政府の方針に従って、家庭で看取る例もしばしば耳にするようになった。
その是非はともかく、家族の看取りを医療施設から奪還したと積極的に捉えて、本書を参考に心の準備をしておきたいと思う。

介護倒れに陥らないために、本書で指摘されるのは介護保険サービスを十分に利用すること、法令で定められた93日間の介護休業を介護プラン作成の期間とすべきこと。
要は、介護の実際はなるべく専門家に任せ、家族は方針を示し、精神的な支えになることに専念すべきだということだ。
介護離職が、介護する側にとっても要介護者である家族にとってもあまりよい結果を生まないことはしばしば指摘される通りだ。
介護を家庭に閉じられたものにしないで社会でみて行こうする今、専門家による具体例やアドバイスが役に立つ。
ネットで広範な情報が得られる時代だが、介護に臨む姿勢を決める時、本書は心強い味方になってくれることだろう。

つい先日、卒寿を迎えた母が「要支援1」の認定を受け、送迎付きの通所リハビリが可能になった。
その話については後日ご報告したいと思う。


※ 家族に介護が必要な人がいます  西岡修 著
                         吉野槇一 監修
                     朝日新聞出版(’17.3)


画像 目からウロコの認知症対策
 認知症 家族を救う安心対策集  
            主婦の友社編
         主婦の友社(’17.3)

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