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zoom RSS IMAXで「君の名は。」を観る

<<   作成日時 : 2017/01/26 22:31   >>

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映画は基本的にラブストーリーであるというのは的確にその本質をついた言葉だと思う。

ユナイテッド・シネマ豊島園で、見逃していた「君の名は。」をIMAXで観ることになった。
女の子と男の子の内面が入れ替わるというアイデアは過去に大林信彦監督の作品「転校生」にもあった。
その後様々なバージョンが生まれたようで、少女と少年の身体が入れ替わることに、人は隠された願望を持っているということに気づくのだ。
遠い昔に、そして若者は今、決して満たされることのない、切ない思いを抱えているのかもしれない。

不可能な願いを、人はいつか記憶の中から不必要なものとして削除してしまうのだろう。
そうして何かきっかけがあれば、無意識下に葬り去られたファンタジーを思い出すのだ。
そして、もう一つの不可能な夢はタイムトラベルだ。
本作にもタイムトラベルによって生じる時間の逆説、タイムパラドックスが描かれている。
二重に不可能な夢を、IMAXの大型スクリーンが、観客に夢見るような体験をさせてくれるというわけだ。

アップテンポで夢と忘却が交錯し、めくるめく自我の混乱が起こる。
或は、思秋期に差しかかった観客は、思春期に立ち返ったような新鮮な感覚を覚えるかもしれない。

改めてアニメーション作品が、映像以上に細部を描き得ることに、感心させられた。
時間はがそこに「在る」と感じさせる瞬間がある。
それがうっとりと夢見心地にさせる原因だ。

映画はまた夢である、とも言えそうだ。
時々刻々と過去になってしまう映像の宿命。
一期一会の舞台芸術。
アニメーションという作り物の夢・・・




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
公開18日目で305万人動員、「ハウルの動く城」の301万人を13年ぶりに更新。と、中央日報が伝えています。韓国の人口は5千万人です。ぎくしゃくしているのは政府間だけではないのでしょうか?
私は見ていませんが、近くのシネコンでまだ上映中です!
ワトソン
2017/01/28 17:47
ワトソンさん、ありがとうございます。
基本的に映像表現としてのアニメーションにあまり興味はないのですが、生身の役者より作り物の方がよりファンタジー性が高くなるので、内容によっては優れた表現になりますよね。
「君の名は。」はフランスでの興行も成功しているようです。

2017/01/29 18:24
昨年、池袋でこの映画を観ましたが・・・・確かに「画像」はとても美しくて驚きました。
ただ、ストーリーとしては、ここまで人気がある理由が全く分からず、もう、自分には若い感性は無いのかも・・・とちょっと悲しかったです。
ウリ坊
2017/02/12 19:22
ウリ坊さん、ありがとうございます。
2時間余の映画作品にまとめるため展開が早くついていくのがやっとでした。
まだよく分かっていないところがあります。
要は他者の身体に自分の心が入り込むところとタイムスリップですね。
じぶんにはもはや初々しい感受性が失われているのでは、という喪失感はウリ坊さんと同じです。
手もとに「君の名は。」のサイドストーリーを本にしたものがあるので、今度はテキストを深読み?しつつディープなSF体験をしてみたいと思います。

2017/02/14 10:07

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